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2004年12月15日

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ブレインセラーズ・ドットコムがMovable Typeを使う理由

企業のMovable Type実用例

ブレインセラーズ・ドットコム
http://www.brainsellers.com/
「スピード、コスト、SEO対策のすべての面でMovable Typeは優れています。使わなければ損ですね」

素早い変化に対応するソフトウェア開発企業として2000年に設立されたブレインセラーズ・ドットコムは、リッチクライアント・ソリューション「FacerLite」、リアルタイムPDF作成ソフト「biz-Stream」、 法人向けオンライン名刺作成サービス「Web-BPS」などユニークな製品・サービスを提供し、注目を集めている。現在5年目、資本金6億円を調達し、ブランドを確立しつつある同社は、マーケティングや顧客との信頼構築のために、ウェブログをどう活用しているのだろうか。

brainsellers.jpg
ブレインセラーズ・ドットコムのトップページ

■スピード勝負のIT企業に不可欠なツール
代表取締役社長の渡邉治巳氏は、ブレインセラーズ・ドットコムのサイトをMovable Typeで構築した理由をこう語る。「IT企業にとって、ウェブで素早く情報を発信することは不可欠です。しかし、サイト構築・管理に多大な時間とコストを費やしたくはありませんでした。そこで、さまざまなCMS製品も検討しましたが、どれも高価で使い方も複雑です。そんななか、ウェブログツールであるMovable Typeを使えばコストが節約できるうえに更新が簡単、CMS的な機能もあるということで、導入を決めました」

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代表取締役社長の渡邉治巳氏

2004年4月からMovable Type2.6を使ってサイトを構築し、同6月にはウェブログに完全移行した。このサイトがMovable Typeで作られていると気づく人は少ないが、実際に使ってみたメリットとは何だろうか?同社シニア・アーキテクトの土井秀俊氏は「社長や営業部門が簡単にサイトを更新できることが、一番大きなメリットですね。製品ページを作るには多少の時間がかかりますが、その後はリリースやセミナーのお知らせを営業スタッフが直接更新してくれるので、こちらはラクですよ」と語る。

これまで、営業部門が新製品の情報を顧客に知らせるためには、システム管理者を通す必要があったので時間がかかっていた。しかし、ウェブログを導入してからは、営業スタッフが自分で製品情報を更新するようになり、大幅な時間節約につながっている。渡邉社長も「以前は半年間更新しなかったときもありましたが、Movable Typeに移行してから更新速度が物凄く速くなりました。スピードがIT企業にとっては一番重要ですから、助かっています」と語る。

また、予想していなかった効果もあった。ウェブログによるSEO効果でサイトへのアクセスが増加、販売につながるようになったのだ。渡邉社長は、「ウェブログ効果の顕著な例が、弊社のリッチクライアント製品『FacerLite』です。この製品を発表したのは今年の9月24日ですが、実際の販売開始は12月13日でした。発表後、製品がまだリリースされていないにもかかわらず、グーグルの検索で我々の製品がトップページに躍り出ました。SEO対策という意味でも効果を発揮し、喜んでいます」と語る。アクセスは急増し、資料請求の問い合わせも増えているという。「資料請求先への電話フォローから販売につながり、非常にいいサイクルで動いています。Movable Typeを使わないのは損ですね」(渡邉氏)

■今後は顧客サポートにもブログを活用
ブレインセラーズ・ドットコムは現在、前述した企業サイトのほか、テクニカルサポート・サイト、そして渡邉社長の個人ブログという3種類のブログを使いこなしている。個人ブログに関して渡邉氏は、「自分の人となりや考えといったものを発信する時が来ると思い、そのために少しずつ書いています」と語る。

テクニカルサポート・サイトに関しては、バックエンドの仕組みを現在作り込んでいる段階で、来年には本格始動する予定だ。現在、同社のテクニカルサポートはメールのみの対応となっており、1日20?30通のメールに対して、開発者が直接対応している。しかし、顧客が増えるにつれて、サポートに時間を取られようになってきた。そこで、ウェブログでフォーラム形式のサイトを作り、ユーザー同士の情報交換やFAQなどを立ち上げる計画を立てている。よくある質問をFAQで公開し、常時新たなFAQを更新することで、顧客とのやり取りをオープンにしつつもサポートの負荷を減らすことができる。

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「Web-BPS」のシステム:名刺情報をあらかじめデータベース化しているので簡単に印刷発注ができる。

 また、同社の法人向けオンライン名刺作成サービス「Web-BPS」は、500社の顧客をかかえており、大手グループ企業では50社、実に3万人分のデータを同社データベースに保管している。このサービスでは印刷の際に、顧客と最終確認のやり取りをする必要があるので、そのやり取りをウェブログ上で行うことを計画している。

 最後に同社シニア・アーキテクトの土井氏は「製品のバージョンアップやバグのパッチ機能のメールでのお知らせなども、Movable Type3.1のメルマガ配信機能などを使って実現したいですね」と語る。スピード勝負のベンチャ?企業にとって、ブログを使った情報更新は不可欠のものであり、さらには顧客とのコミュニケーションを強化するためにウェブログを積極活用するという同社の今後の動きに注目したい。

■事例データ■
・Movable Type2.6→Movable Type3.0商用ライセンス
・ビジネスブログをはじめたのは:2004/6月
・はじめた理由:更新速度、コスト面でのメリット
・制作を担当したのは:社内
・何か手ごたえはありましたか?:更新頻度アップ、サイトアクセス増加、売上増加

(Text/Photo by Hiroko Nagano, http://blog.digi-squad.com/

  • 投稿者 Blog on Business 編集部
  • 13:33
  • カテゴリー Movable Type

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