Blog on Business
2005年02月02日
青山学院大学国際政治経済学部が、Movable Typeを使う理由
青山学院大学・国際政治経済学部
http://www.sipec-square.net/
青山学院大学国際政治経済学部のSIPEB Squareは、学生、教員、卒業生や支援者の交流のためのポータルサイトとして、既存の学部のサイトとは別に2004年6月から始まった。スタート以来、内田先生がゼミなど学生との会話から集めた大学内のニュースや教員のウェブログを中心として情報を発信している。

■学部で起こっている「今」を見せるサイト
学部の広報も担当している内田助教授は、学内報を動きのあるサイトにしてポータル化したいと構想を抱いていた。SEの経験がある院生と相談したところ、ウェブログで実現できるのではないかというアイディアが出てきた。それがきっかけとなり国際政治経済学部でのウェブログでのトライアルがはじまった。
「ウェブから発信していく情報の質をとしては、学内向け・学外向けのものと2種類あります。ただ、その質にあまりこだわらずに情報を出していくことが大学で今何が起きているのかを伝えることになると思います。今回、制作を依頼したヨシダ印刷さんから、それにはMovable Typeが最適だという提案がありました。」
SIPEB Squareは、複数のウェブログの集合体で構成されている。大きく分類すると大学内の組織・ワークショップ情報、その他の大学で起きたニュースなど伝達型のものと複数の教員によるメッセージ性のある発信型のウェブログである。生きた情報を発信することでこれから受験を考えている高校生や、ゼミを選ぶ学生にもその場所の持つ雰囲気が伝わるウェブログであることを狙いとしている。
「どのゼミに入るのかを検討するのに、教員ウェブログを見たという話を生徒から聞きました。教員が何を考えているのか、大学では何が起きているのかを伝えることが目的のひとつだったので、これはうれしい話でした。」

■情報がスピーディに発信できるウェブログ
学部オフィシャルサイトの更新が実質年に1回に留まってしまうという理由に、更新するまでに時間と手間がかかるという問題があった。現場から情報を吸い上げ、文章にし、HTML化する工程があり、更新されるまでに何人もの人と手間がかかってしまっていた。
ウェブログを活用するためのルールとして、教員ウェブログの更新については教員自身の裁量に任させているが、カテゴリーをオピニオンに設定すると、SIPEB Squareのトップに自動的に反映される仕組みとなっている。ニュースも同様、各ブログ管理者がカテゴリーをニュースに設定すると、それがSIPEB Squareのトップに反映されるようになっており、ニュースや記事を集めてから発信するという手間が省かれている。
「今起こっていることを伝えるには、すぐに伝えるスピードとライブ感が必要です。そのためには現場の担当者が直接更新できるシステムが必要だと考えていました。」
大学から学生に半ば一方的に情報を伝える事は、既に大学・学部のオフィシャルサイトでも行ってきた。大学には、学生一人にピンポイントで情報を流せるほどのシステムが構築されており、学生はサイトと学内の専用モニタでその情報を確認できるよう整備されている。SIPEB Squareはその情報を学部に特化する形で補うと共に学外にも開かれたサイトを目指している。
「これからの大学にはオープンであることが求められてます。少子化という問題もあり、学外から見ても面白い内容にしていくことで、大学・学部の魅力を広報・広告すると言った効果も出てくることを期待しています。」
将来的には学部の卒業生であるOB・OGにもウェブログを持ってもらって、より多くの人にSipeb Squareに参加してもらう予定もあるとのこと。大学が開かれていることは、これから大学に入ろうと考えている学生にとっても、大きなメリットになるだろう。SIPEB Squareはこれからの大学を感じさせてくれる未来のある事例である。
■事例データ■
・Movable Typeアカデミックライセンス
・ブログをはじめたのは:2004/6月
・はじめた理由:学部ポータルの構築
・制作を担当したのは:ヨシダ印刷 株式会社
・何か手ごたえはありましたか?:学内外への広報及び広告効果
(ライター:ライフスライス研究所 石谷 匡希
http://mitaimon.cocolog-nifty.com/ )
- 投稿者 Blog on Business 編集部
- 12:59
- カテゴリー Movable Type
