Blog on Business

2007年03月01日

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日産自動車が『スカイラインブログ』 でMovable Typeを使う理由:後編

前編はこちら

■ブログパーツを用いたCGM戦略

この発表会以外にも、ブロガー向けの仕掛けを積極的に行っているのが、スカイラインのインターネット戦略の特長だ。

「スカイラインというクルマは今年の4月で50周年という長い歴史を持つ、世界でも稀有なクルマなんです。なので、僕たちがあれこれいう以前に、このクルマについて語ってくれるファンが大勢いるんですね。そういうファンの熱が反映されるコミュニケーションをネットを使って行っていければいいなということもあって、スカイラインのスペシャルコンテンツも含めて、企画を行っています」(工藤さん)

なかでも興味深いのは、スカイラインを評価してコメントをつけることができる"スカイライン・マークシート"という企画だ。

「ユーザーに評価してもらうというようなことをやったら、炎上するんじゃないかという心配はあったんですよ。でも、覚悟を決めてやりました。自分たちも言いたいことを言い、向こうにも言いたいことを言ってもらった方が、コミュニケーションとしていいんじゃないかなと思ったんです」(岡本さん)

これは誰でも参加可能な企画であり、他人がつけたコメントを読むこともできる。しかも、この投票結果は、ブログパーツとして個人ブログのサイドバーに設置することができるようになっている。参加者を巻き込むCGM的な仕掛けといえる。2007年2月半ばの段階で、すでに8万2000件のコメントが寄せられている。

■熱を伝える工夫

このスカイラインブログの企画をサポートするのは、ティーダブログなど、日産自動車のブログをサポートしてきた株式会社カレンのプロデューサー 日浅一之さん。

「スカイラインというクルマの魅力を伝えるのは、気軽さや気楽さではなくて"熱"なんですよね。だからブログのエントリーも、その熱が伝わるような書き方にこだわりました」

これをフォローするのが、インターネット部門でスカイラインに関わってきた工藤さんの言葉だ。スカイラインに関わるということは、単にクルマを売るということではないのだということがよく伝わってくる。

「クルマがどんどんコモディティ化しつつあると言われる昨今の流れに逆らって、クルマ自身の魅力に真正面から立ち向かっているのがスカイラインなんです。この戦場で戦っていくためにも、スカイラインに情熱をかけているプロジェクトのスタッフたちの言葉を伝えていくことができればと思っています」(工藤さん)

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お話を伺った日浅さん、岡本さん、工藤さん(左から)

事例データ
・Movable Type(ライセンスパック)
・サイトを公開したのは:2006年11月20日
・はじめた理由:スカイラインのマーケティングのため
・制作を担当したのは:株式会社カレン
・何か手ごたえはありましたか?:ブログパーツの設置やトラックバックという形で、スカイラインファンから多くの反応を頂いた

  • 投稿者 Blog on Business 編集部
  • 12:29
  • カテゴリー Movable Type

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