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2007年03月15日

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日立システムスキー部がMovable Typeを使う理由:前編

社会人スポーツとブログの関わりを探る

障害者スポーツに取り組む選手たちが自らの声を発信する「日立システムスキー部ブログ」。ブログからは、各国で開かれる大会に参加し、トレーニングを重ねる選手たちの生の姿が伝わってくる。社会人スポーツという、プロチームとはまた違ったスポーツチームのブログとはどうあるべきか。新たな取り組みを続ける日立システムにお話を伺った。

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「日立システムスキー部ブログ」のトップページ。ブログでは選手たちの生の姿が伝えられている

■きめ細かな情報を伝える
「日立システムスキー部」は、いわゆる企業が支援する社会人スポーツのチームだ。所属する選手たちは、選手活動を行いながら、社員としての業務も行う。ほかの社会人スポーツチームと少し異なるのは、所属選手が全員障害者で、パラリンピックを目指す立場にあることだ。選手数は現在5名。昨年のトリノパラリンピックではバイアスロンで金メダルを獲得した井口深雪選手、同じく銅メダルを獲得した太田渉子選手をはじめ、世界的にもトップレベルの選手が揃っている。日立システムスキー部が設立されたのは2004年。現状ではまだ十分とはいえない障害者スキーにおいて、競技に専念してもらう環境を選手たちに提供することを目的として設立された。

スキー部を設立してまもなく公式サイトをオープンし、大会のレポートや選手紹介を伝えてきたが、2006年秋にはブログを開始した。ブログ開設の目的は、よりきめ細かく選手の様子を伝えて活動内容を知ってもらい、サポーターを増やすこと。公式サイトもブログも、企画運営は日立システムアンドサービスのスキー部とセールスプロモーション部が担当している。

「今までも、ゴール後の感想など、選手の声を伝える方法があったのですが、少しタイムラグがありました。また、選手は試合以外に講演などの活動も行っているのですが、それも伝わりづらかったのです」
こぼれがちだった選手の生の声や、詳細な情報をすくい上げる場として、ブログが機能しはじめた。

■選手全員が参加し、生の姿を伝える
日立システムスキー部のブログには、監督と所属する選手全員がブロガーとして参加している。大会中はいちはやく結果が掲載されるほか、試合に向けての意気込みや喜びの声、時には反省や、選手同士の交流の様子などが刻々と綴られていく。写真も交え、現地からリアルタイムで更新されるエントリーは臨場感たっぷりで、世界中を転戦する選手たちの様子がダイレクトに伝わってくる。

また、試合を離れた選手たちの普段の生活を垣間見られるのも楽しい。それぞれのブロガーにスキー以外のテーマも設定されていて、選手活動以外の姿も伝えられるようになっているのだ。たとえば、フィンランドに留学中の太田渉子選手は「フィンランド留学日記」として、学生生活やスキー部のトレーニングの様子などを掲載している。また、近藤さつき選手のテーマは「Satsuki's キッチン」。得意の料理の腕前をブログ上でも披露している。日々トレーニングを積む選手としての厳しい姿と、競技を離れた一人の人間としての姿を両方見られることで、選手に対する親近感も一段と増してくる。そのほかにも、選手生活以外の業務の知識を生かした「井口深雪選手のオフィスでできるリフレッシュ講座」などのコーナーもある。

トレーニングの合間を縫っての更新は大変だが、ブログによる効果は大きいという。
「応援してくれる方からの声が、メールやコメントでもらえるのは選手の励みになっています。荒井監督のブログには、監督からの要望で読者がコメントをつけられるようにしてあるんですが、発信するだけでなく、フィードバックがあるのは大きいですね」。
もらったコメントには、監督からの丁寧なコメントがまめに返されている。多忙な中での作業となるが、「コメントがあると、純粋に『うれしい』 という気持ちがあるので、がんばれるのだと思います」とのこと。
「以前から、講演先でいただいた手紙などについてもよく話を聞いていたので、応援の声に返事をしたいという思いがあったんだと思います」。ファンと選手をつなぐ架け橋としての役割を、ブログが担うようになってきているといえる。今後は、監督以外のブログでも、徐々にコメント欄の開放を検討していきたいとのことだ。

無理なくブログを運営するコツとは?
↓↓↓
後編に続く

  • 投稿者 Blog on Business 編集部
  • 18:55
  • カテゴリー Movable Type

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