Blog on Business
2007年03月29日
「屋形船 濱田屋」がMovable Typeを使う理由
ビジネスブログにより広告コスト削減を実現。「体力ある」サイトへ
ゆったりした屋形船で、桜や花火、紅葉など隅田川の四季をながめつつ、旬の料理をいただく...。一度は体験してみたい東京観光、屋形船「濱田屋」のサイトが、Movable Typeでサイト構築で予約率アップを実現している。検索エンジンからの流入を、実際に予約成立まで結びつけるサイト作成とMovable Typeとの関係は、マーケティング担当者なら大いに気になるところだ。
「濱田屋」のトップページ。季節に応じた観光プランの紹介とブログを見ることができる
濱田屋サイトの制作、運営を担当しているのは、マーケティングプランナーの東宮隆史さん。
「商品・サービスの開発からプロモーションまで、基本的に事業運営のすべての部分に携わらせていただいております」とのこと。単なるサイト制作だけでなく、プロモーションのメディア選択から、屋形船の料理プランまでマーケティング施策すべてを提案する立場にある。2006年春、それまでのXHTML+CSSを使った静的なサイトからMovable Typeのサイトへのリニューアルを提案したという。リニューアル前はサイトの露出度アップのため、Yahoo!カテゴリバナーやPPC広告を活用していたが、
「PPC広告における人気ビッグワードは高騰が続いており、投資に対する利益率に疑問を感じていました」との思いを持っていた。
「あらゆる検索ニーズにリーチする必要があると考えて、
- 検索エンジンに強く上位に表示されやすい
- エントリーを増やすことで多様な検索ニーズにも対応できる
- 簡単に更新できて『活きた』『動きのある』 サイトが実現する
- RSS配信により、本当に情報を欲しがっている『購買欲の高い見込み客』 を囲い込むことができる
といった理由からMovable Typeベースのサイト開設を決定しました」(東宮さん)
Movable Typeのメリットがマーケティングに深く結びついていることによる選択だったことがわかる。
■質問に即答できるサイト作りがMovable Typeならでは
具体的なサイト作りでは、2名の少人数から乗船できる「乗合屋形船」のプランを中心に、プラン名や乗船日、食事内容などの情報をエントリーとして表示。「何月何日のどのプランなら予約可能で、コース内容は何を楽しめるか」がすぐに見通せるようになっている。料金や周遊コース、船のアメニティなど予約前に客が知りたい情報は、わかりやすいメニュー別の表示になっている。
「トイレは使いやすい?」「船酔いは大丈夫?」など、日々の業務の中で質問が寄せられた場合も多い。
「2回以上同じ質問があった場合には、どなたも疑問に思われるポイントと判断し、回答を用意するというルールを設けています。エントリーを作成するだけで情報を追加できますし、日付で表示順をコントロールできるので、スピード感ある対応ができるのがMovable Typeの強みです」と、サイトにきちんと情報を集約する体制を整えている。
「 『○時~○時の間であれば、電話1本で即時更新が可能』 という形で即時更新可能な体制を作ることは、更新を請け負う側として重要視しています」と、サイト運営者の体制も、スピード更新できる強みを活かせるようになっている。
サイト内には、ブログの中のブログともいる「屋形船濱田屋のブログ」を表示。ニュース的な位置づけで、「タイムリーな話題を掲載するようにしておりますので、ここの掲載による反応が非常に大きいです」と関心を集めている。2007年3月に就航した新しい屋形船の情報を掲載すると、コース内容への問い合わせが寄せられるなど、情報が確実に読者へ届き、機能していることが感じられるという。

屋形船濱田屋のブログ。画像主体の臨場感ある内容で、見た人が濱田屋を利用したくなるような作りだ
■新型船就航まで実現したサイト効果
Movable Typeによるサイトの体力増強は、すぐに予約の成立数アップという形で現れた。
「2006年4月のリニューアル以降、いつもなら少し客足が落ちるお花見シーズン終了後にも忙しさが変わらなかったんです。ああ、効果が出ているなとすぐに思いました」
20~30代のネットをよく使う世代ばかりでなく、40代以上もネット経由で問い合わせ、予約成立に至っていることから、幅広い対象へ情報が届いていることがわかる。英語サイトを用意していないにもかかわらず、それまで全くなかった海外からの問い合わせまで入ったというから驚きだ。こうした目に見える効果は、PPC広告のコスト減をもたらし、さらに日本初の本格的な焼肉屋形船「大御所」の就航計画スタートという形で反映された。貸し切り団体客だけに頼らず、乗合個人客に確実に情報を届け、着実に席を埋めるという体制が整ったからこそ、新しいスタイルの屋形船遊びを提供できるというわけだ。
今後は、東京観光の新しいスタイルとして、「焼肉」や「デート」など、従来の屋形船関連キーワードにはなかったワードでも情報を届けられるよう、「大御所」専用サイトを構築し、露出を高めていきたいと東宮さんはいう。情報を知れば知るほど、遊びもより楽しめる、濱田屋サイトはそうした遊び方のスキルアップにも役立つサイトとなっているのだ。
事例データ
・Movable Type 基本ライセンスパック
・サイトを公開したのは:2006年3月24日に切り替え、正式公開は4月に入ってから。
・はじめた理由:PPC広告に依存しない、「体力のある」ウェブサイトが作りたかった。
・制作を担当したのは:企画・制作 東宮隆史、Movable Typeサイト構築 ライフコーポレーション、クリエイティブ Studio Coipo
・何か手ごたえはありましたか?:検索エンジン経由で訪問者が増え、問い合わせ・成約率がアップ。PPC広告費を削減できた。
- 投稿者 Blog on Business 編集部
- 18:32
- カテゴリー Movable Type
トラックバック
- トラックバック URL
- »Six Apart ブログオンビジネスに掲載 from 屋形船 濱田屋|東京 屋形船
-
皆様、お疲れ様です。GWも終わり、すっかり暑い日が続いていますね。 ところで屋形船濱田屋のホームページは、ブログスタイルになっている事、お気づきでしょう...
- »筑紫哲也さんの番組「ニュース23」で大手検索サイトのgoogleについて特集され…屋形船屋さんや印刷会社がgoogle対策を… from トレンドデータを読み解く
-
筑紫哲也さんの番組「ニュース23」で大手検索サイトのgoogleについて特集されていましたね。googleのCEOとエリック・シュミットさんと筑紫哲也さん...

