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2007年04月19日

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「結婚準備室ブログ」がTypePad ASPを使う理由:後編

前編はこちら

■ライフステージによって所属カテゴリーが変化する
現在、結婚準備室のブログには、「結婚準備」「新生活」「もうすぐママ」「子育て」「プロフェッショナル」という5つのカテゴリーのブログが用意されている。

「最初から、ライフステージに合わせてブログを書いてもらいたいという展望はありました。"結婚準備"にしてしまうと、結婚式が終わるとブログを書けなくなってしまうんです。しかし、結婚式が終わってしばらくたってから写真が出来上がってきたりして、それを元にまたブログを書きたいという人も多かったんです。また、せっかくブログを書く習慣ができたので、その後新生活に入っても、引き続きブログをやりたいという要望もありました」(山中さん)

各カテゴリーのブログは、さらに細かく期間別に分類されている。たとえば、結婚まであと3ヶ月、半年、といった具合だ。各カテゴリーに振り分けられているブログは一見バラバラに存在しているように見えるが、実際はそれぞれのブログの設定を変更するだけで、自動的に振り分けられて表示されている。

「挙式日や出産日を入力してもらうことで、自動的に日付を計算して振り分けています。ブログ自体を移行する手間は必要ないので、過去のエントリーを引き継いだまま、他のカテゴリーに移ることができます」(同 カイン・ミン・スウイさん)

とかく「結婚=ゴール」と捉えられがちだが、実際にはそれから新生活は始まり、人生が続いていく。そこまで含めてのブログサービス提供となっているのだ。

booklog2.jpg

挙式後もブログを続けたいという要望から「新生活」「もうすぐママ」「子育て」といったカテゴリーが用意されている

■ブログがコミュニティ的な役割も担う
「結婚準備室ブログ」のブログは、頻繁に更新されているものが多いようだ。「結婚」や「出産」などの重大イベントがテーマだけに、ブロガーたちもネタには困ることはないのだろう。また、コメントやトラックバックを通じてブロガー同士の交流も盛んになっている。同じような悩みを持ち、困難に直面している「嫁トモ」同士で親近感が生まれ、コミュニティ的な面も出てきている。

「結婚準備期間はマリッジブルーになる方も多いんですが、ブロガー同士で交流を持つことで、悩みを相談しあえる環境ができてきていると思います」(山中さん)

それは結婚だけではなく、出産や子育てについても同じことがいえる。ブログで自分の状況を発信することでもストレス解消になるが、ほかのブロガーに共感してもらったり、悩みを聞いてもらえれば、さらに気分はラクになる。「結婚準備室ブログ」のように、ブロガーの状況によってカテゴリー分けがされていれば、同じ仲間を見つけやすいというメリットもある。

■ユーザー参加型のコンテンツが主流の時代

前述の「教えて!結婚式」は、現在ではユーザーからも回答を書き込めるようになっている。

「今人気があるコンテンツは、ユーザーがメインのものですね。一方向のコンテンツとは、アクセス数がまったく違うんです。ブログへのアクセス数ももちろん多く、ユーザー発信型ということが重要になっています。ブログに貼ってあるバナーなどは、効果が大きいですね。ブログが広告媒体としても機能しています」(山中さん)

今後は、ユーザー参加型のコンテンツを主にすえ、結婚以外の事業にも進出していきたいという。

「可能性のある限り、ビジネスのチャンスは広げていきたいと思っています」(カイン・ミン・スウイさん)

現在、結婚ブログを書いている人が、やがて新生活を始めて出産し、子育てを行うようになる。そのときにも同じブログサービスを利用し続けていれば、同社のビジネスチャンスも広がっていくことは間違いない。
とはいえ、スタッフが第一に望んでいるのは、なんといっても「顧客満足度の充実」。どんなサイトにしたいのかを聞くと、口々に「ここを見つけてよかったと思ってもらえるようなサイトにしたい」との答えが返ってきた。

booklog3.JPG

今回お話を伺った近藤さん、山中さん、ミンさん(左から)

事例データ
TypePad ASP
・サービスを開始したのは:2005年9月。2007年1月にTypePad ASPへ移行
・はじめた理由:リアルな結婚情報を伝えるため
・制作を担当したのは:社内
・何か手ごたえはありましたか?:ブログを開設したいという要望が増えた

  • 投稿者 Blog on Business 編集部
  • 13:14
  • カテゴリー TypePad

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