導入事例

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トヨタ・ラクティスブログがMovable Typeを使う理由

トヨタ自動車株式会社様

こちらが狙った通りに、ユーザーが食いついてくるわけではない、というのがインターネットの特性です。だから、まずは見に来てくれた方たちに、ラクティスブログを好きになってもらいたいんです。

トヨタ・ラクティスブログ(現在公開終了)が立ち上がったのは2007年1月末。CMキャラクターの佐藤隆太がパーソナリティを努めたラジオ番組と連動するビジネスブログとしてスタートした。

ブランドとターゲットの距離を縮めるためのツールとして

ブログとラジオの連動について、ラクティスブログのプロデューサーである、博報堂の竹林真人さんに話を聞いた。

「ラジオ番組は全国38局ネットで、地方の旬なスポットをレポートする、というものだったんですね。だから、ブログも北海道から九州まで7つの地域ごとに分けて用意したんです。地元のおいしいラーメン屋みたいな口コミ情報を集めようという趣旨ですね。ラクティスという車は、"思い立ったら行く"というキャッチフレーズの車なので、地元の行ってみたくなる場所をコメント欄で教えあってもらおうと」

こうして立ち上がったのが第一期・ラクティスブログ。そして、ラジオが終了した3月末でラクティスブログのリニューアルが行われ、7つあったブログは1つに統合された。

「ユーザーからしてみると、あちこちに情報が点在している状態というのは、あまり心地よくないみたいなんですね。情報は1ヵ所に集めて、ユーザーに取捨選択をゆだねてしまった方がインターネットではうまくいくみたいです」(竹林さん)

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地域で分けていた、第一期のラクティスブログの関西版。過去の地域別ブログはトップページから閲覧できる

コメント欄は大盛況

このリニューアルのせいか、3月でラジオが終了してもブログのアクセスは落ちなかった。むしろ、ブログの書き手である佐藤隆太の個性が強く出るようになり、コメント欄がにぎわい始める。1つのエントリーに寄せられるコメント数は、100を超すのが当たり前になった。

「広告がらみのタレントのブログだと、『どうせ本人が書いてないんだろう』と思われるだろうなという危惧はあったんですけど、本当に本人が書いてるんですよ。ファンの方々は、それがわかったからコメントしてくれてるんだと思います」

というのは、ラクティスブログの営業担当の博報堂・仙石大記さん。

ラクティスブログを見てみると、ドラマやCM撮影の休憩の光景などがアップされたり、ブログに寄せられたファンのコメントに対して、返事を書いたりといったことが行われているのがわかる。

もちろんラクティスに関する情報もエントリーとして挙がってはいるが、佐藤隆太に関するエントリーはどれも佐藤本人が書いているものだという。

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コメントは事前検閲をしているが、スパムを除き、ほぼそのままアップしている

広告らしくない方がいい

車のブログというと、"TIIDA BLOG(ティーダブログ)"が有名だが、ティーダブログの場合はブログを使って車の魅力を伝えるという趣旨だった。

しかし、ラクティスブログで伝えようとしているのは、性能や内装といった細部の魅力ではない。もっと前の段階にある、コンパクトカーならではの楽しさといった部分だという。

「車の性能や魅力をブログで伝えるというやり方は、すでにその車を知っていて、買うかどうか迷っている人には有効だと思います。でもラクティスブログはそういう人たちをターゲットにしているわけではありません。とにかく、まずはラクティスのことを知ってもらおうというのがあり、その上で、"思い立ったらいく"、"いい走り"、"荷物をたくさん詰める"、"趣味の幅を広げる"といった、ラクティスならではの"良さ"を伝えていきたいと思っています」(竹林さん)

実際、ラクティスブログにアクセスするユーザーの多くは、ラクティスという車の情報を知りたいわけではなく、佐藤隆太のファンとしてアクセスしてくるケースの方が多い。

「mixiの佐藤隆太コミュニティで、ラクティスブログの存在を知ったという人も多いみたいですね。こちらが狙った通りに、ユーザーが食いついてくるわけではない、というのがインターネットの特性です。だから、まずは見に来てくれた方たちに、ラクティスブログを好きになってもらいたいんです」(竹林さん)

「そうですね、その上で若い人たちが車を買おうと思ったときに、ラクティスという車を選択肢の1つに加えてくれればいいなと思ってます」(仙石さん)

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お話をお伺いした仙石さん、竹林さん(左から)

事例データ

Movable Type基本ライセンスパック

・サイトを公開したのは:2007年1月

・はじめた理由:トヨタ・ラクティスのプロモーションのため

・制作を担当したのは:デザインは外部のウェブデザイン会社。コンテンツの制作は編集プロダクション

・何か手ごたえはありましたか?:クチコミで人を集めることができ、コメント欄のにぎわいによってブログが盛り上がるようになった

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