Blog on Business
2007年09月27日
Web SPA!がMovable Type(ムーバブル・タイプ)を使う理由:前編
紙媒体とウェブ媒体でクロスメディアとしての成功を目指す
政治の話題からアンダーグラウンド情報まで、サラリーマンの興味対象を幅広く扱って人気の週刊誌「SPA!(スパ!)」。1988年の創刊から今に至るまで、常に時代の先端を走ってきたが、昨年より本格的にウェブに進出、「Web SPA!」を開始した。ウェブサイトの構築にはMovable Typeを採用し、多忙な編集部での更新作業を可能にしている。
「Web SPA!」のトップページ。週刊SPA!のイメージをそのまま感じさせる、赤を基調とした鮮やかな色使いが印象的
■SPA!のポータル的なウェブサイト
「Web SPA!」の開始は約1年前にさかのぼる。それ以前にも、いわゆる雑誌の広報的なウェブサイトはあったが、様々なコンテンツが並ぶ現在のような形へとリニューアルされた。チーフディレクターを務めているのは伊藤愛尚さん。
「以前のウェブサイトは、いわば電車の中吊りみたいなものだったので、それでは発展性がないだろうということで、SPA!のポータル的なウェブサイトを立ち上げることになりました」
現在の「Web SPA!」には、グラビアやコラム記事、本誌連載陣の日記などのコンテンツが掲載され、ウェブサイト単体でも十分楽しめるようになっている。
「本誌の販促という面ももちろんありますが、もう1つ媒体の場を作ることで、クロスメディアとして展開させていくのがリニューアルの目的ですね」
そのために、まずはSPA!のカラーを生かしたコンテンツをそろえて読者を呼び込み、メディアとして成立させることを優先した。
「コンテンツが豊富になったのはここ半年くらいです。"とりあえずおもしろそうだったらやってみよう"というスタンスでやっていたら増えすぎちゃって、今は、ちょっと整理しなくちゃていう状況になっているんですけども(笑)」
■多忙な編集部でのウェブサイト管理を可能にするMovable Type
「Web SPA!」は、Movable Typeで構築されている。その理由は、更新や管理の容易さだ。
「『Web SPA!』は、本誌の編集部で更新や管理を行っています。ウェブサイトの制作や、運営に関する経験が豊富な人材が多いわけではないので、普通にHTMLで組むとなると、編集部内での作業が難しくなってしまう。ブログなら、誰でも安全に更新できるというイメージがありました」
現在、「Web SPA!」の担当は、伊藤さんも含めて5人。専任でウェブ関連の業務に当たっているのは伊藤さんだけで、残りの4人は通常の編集作業を行いながらコンテンツの企画・運営などを担当している。
しかし伊藤さんは、当初ブログに対して「面倒」な印象を抱いていた。
「前の職場では、普通にHTMLをいじっていたので、ブログは逆に面倒じゃないかなっていう危惧はちょっとありましたね。普通の個人の日記なら造作もないと思うんですけど、こういうポータル的な使い方だとどうなんだろう、と」
しかし実際に使ってみて、更新作業の負担が軽いことを実感したそうだ。
「人数が少なくても、普通のウェブサイトよりはかなりラクに更新作業を行うことができますね。システムがしっかりしているから大丈夫だという安心感もあります」
また、ブログにすることでアクセス数も増加したという。
「ブログ形式の連載だと、単なる連載モノに比べて、コメントやトラックバックのおかげでリピートしてくれるユーザーの方も多い。例えば、まりおさんというトレーダーの方の『僕と株と樹海の日々』というブログがあるんですが、彼はいつも株取引に失敗していて、その様子を書いているんですね。そこにみんなが応援コメントをつけてくれて、結構な盛り上がりを見せています」
ただ1つ、ブログに対する懸念は、リニューアルの際の作業について。
「テンプレートを共有しているだけに、いざ新しく組みなおそうと思ったときに、どこを変えたらいいのかちゃんと考えないといけない。すべてをMovable Typeで組むのではなく、うまく組み合わせて使うという方法もありますよね。ちょっと考えたいと思っています」
雑誌とウェブの特性を生かしつつ、SPAの目指すものとは?
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- 投稿者 Blog on Business 編集部
- 21:34
- カテゴリー Movable Type
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