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2008年01月23日

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スポニチがMovable Type Enterpriseを使う理由:後編

前編はこちら

■体裁より"持ち味"。新聞記事とブログの違い
もうひとつの主なコンテンツ「スポニチBlog」では、現在16組がブログを掲載している。元野球選手からサッカーチーム監督、アイドルグループやミス日本まで、顔ぶれはさまざま。また、外部ライターだけでなく、本紙記者など、社内の人間も参加している。

「基本的には、ブロガーさんたちにお任せで、こちらが途中でチェックをすることはありません」。
実は、オープン前は、更新前に確認するつもりだったそうだ。

「新聞社なので、文字の使い方などは校正しようと思っていたんです。でも実際に内容を見てみたら、顔文字を多用したりしていて、これを変えると書いた方の持ち味が消えてしまうな、と思いました。ブログの性質上、書いている本人そのものが強く出るので、なにもスポニチの体裁にとらわれることはないかな、と」。

運営しはじめてからは、ブログと新聞では、文章の質が違うことを実感しているという。

「記者だと、ブログを書くのに馴れていない場合、新聞のコラム調になってしまうんですよ。ブログでには難しいテーマは必要ないですね。それよりも、日常の雑感をストレートに出したほうがいい。双方向性を持たせる、相手に呼びかけるような内容もいいですね」。

プロのライターが書くとなると、原稿料がどのように設定されているのかが気になるところ。
「どう設定したらいいのか、悩みましたね。結局、人によってさまざまです。基本は一定の更新日数を決めておいて、それ以上の日数を書いたときは一定額、それ以下の日数の場合は日割りでお支払いするというパターンです。でも、中には無報酬でやってくれている方もいます」。

無報酬といっても、ブロガーにメリットがないわけではない。ブロガーにとっては、スポニチのサイトというバリューがあるので、一定の読者数が獲得でき、告知効果も期待できるのだ。

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「スポニチBlog」は著名人や本紙記者など多彩な顔ぶれで構成されている

紙面との連動で認知度アップを目指す
「スポニチFLASH」の目標は、広告を取れる媒体になること。
「計画の段階から、リッチ広告を掲載できる媒体にしたいという希望はあったんですが、なかなか難しいですね」。

有名人ブログには一定数のファンがついているが、ページビューの数値にはまだ満足していない。

「コンテンツの数も少ないので、ページビューをいきなり上げるというのは難しいのが現状です。まず、認知度を上げることが先決です」。
そのためには、サイトへの誘導経路を作る必要がある。まずは、「スポニチANNEX」との相互リンクを行った。

「ブログに『スポニチブログ』をあとから加えて、大きなニュースを掲載できるようにしました。概要の掲載と、コメントの書き込みをできるようにして、『スポニチANNEX』からもリンクを貼ってもらうようにしたんですが、そのときは急にアクセスが伸びました。『スポニチANNEX』はポータル的な位置づけのサイトなので、わかりやすい入り口を設けたいですね。今はさりげない入り口しかないので(笑)。他には、紙面との連動も考えていきたいと思っています」。

ブログ数の増加も考えている。知名度が高く、かつ更新頻度の高い人がいれば、ページビューは確実に増える。

「SkyPerfecTV!でサッカー解説をしている羽中田 昌さんにブログを書いていただいているんです。この秋に四国のサッカーチーム『カマタマーレ讃岐』の監督に就任し、その報告をブログに掲載したのですが、そのときはコメントが集中しました」。

写真素材や人脈といった新聞社ならではの資産をいかに活用していくか。Movable Type Enterpriseで作るリッチコンテンツは、そのひとつの解といえるだろう。

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羽中田 昌さんのブログ。監督就任後も継続する予定

事例データ
Movable Type Enterprise(基本ライセンス)
・ブログをはじめた時期:2007年4月
・はじめた理由:リッチコンテンツメインの新しいサイトを作る
・制作を担当したのは:株式会社ロフトワーク
・何か手ごたえはありましたか?:女性読者が増えたという感触がある

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