Blog on Business
2011年06月23日
Cybozu.net が zenback BIZ を使う理由
企業ユーザー向けポータルサイトをzenback BIZを使ってソーシャルメディアと連携。導入直後からユニークユーザーならびにアクセス数の増加に成功
面白いくらいに結果がでました。導入した次の週からアクセスが跳ね上がったんです。日別訪問者数も5万ユニークユーザー程度だったのが、1.5倍の8万くらいに増加しました

zenback BIZは、シックス・アパートが提供する企業サイトとソーシャルメディアを結びつけるウィジェットだ。以前から個人ブログ向けに無償で提供していたが、企業・法人向けに販売を開始した。ビジネスポータルサイトのCybozu.netは、zenback BIZをいち早く採用し、早くも効果を上げているという。
ソーシャルメディアとの連携でユーザー数増加をはかる
今回、zenback BIZを導入したCybozu.netは、グループウェア市場でトップシェアを誇るサイボウズが、同社製品のユーザー向けにビジネス情報を提供するサイトとして運営を開始した。同社のサイボウズOfficeやCybozu Garoonなどのグループウェアの中にCybozu.netへのリンクが設置されているため、そこからのトラフィックが最も多いが、独立したサイトとして運営されているので、一般ユーザーでもアクセスが可能だ。むしろ、幅広いユーザーを獲得したいという思いがあった。
「ユーザー層を広げたい理由は、Cybozu.netは広告収益で成り立っているので、それを上げるためにアクセス数を増やしたいというのがひとつ。もうひとつは、Cybozu.netからサイボウズ製品を知ってもらい、導入していただければいいなという狙いです」と、サイボウズ株式会社グローバル開発本部プロダクトマーケティング部の河合真知子さんはいう。
そこで注目したのが、ソーシャルメディアとの連携だ。
「最近の流れとしては、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのユーザーがとても増えていて、影響力もあります。ソーシャルメディアではユーザーがユーザーを連れてくるという仕組みができているので、そういう仕組みをCybozu.netにも取り入れたいというのが頭にありました。また、新しいサービスを取り入れることでサイトに先進的なイメージが付き、ブランディングの効果も期待できるのではないかと思いました」
サイボウズでは、Cybozu.netをはじめ、同社のWebサイトはすべて自社で制作、運営しているが、今回はじめて他社製のツールを導入することになった。
「無償版のzenbackを知っているスタッフが社内にいて、これを使えないかということでシックス・アパートに問い合わせをしたら、ちょうど法人向けの有償版をリリースする直前だったんですね。自分たちで開発するよりも手間が少なく、料金も手頃なので試してみることにしました」
実際の導入自体は「1日もかららないくらいの作業量」で済んだ。既存のWebサイトのソースに、zenback BIZで生成したスクリプトコードを埋め込むだけで、ソーシャルメディアとの連携が完了する。
各ニュース記事のフッターにzenback BIZウィジェットが設置されている様子
Twitterでの反応が可視化されている
ソーシャルメディアへの情報拡散を促進
Cybozu.netでは、1つのニュース記事ごとに1ページが割り当てられている。ページごとに、zenback BIZの機能を使ってTwitter、mixi、evernote、Facebookのシェアボタンを配置した。
ボタンを押すと、それぞれのソーシャルメディアに記事の概要とURLが転載される。また、Twitterに投稿されたコメントは、同ページ内に表示される。Facebookの場合は、「いいね!」数が表示される。
あわせてzenback BIZを使ってTwitterアカウントへのフォローボタンも配置し、公式アカウントへのフォロワー増に貢献している。
「自らソーシャルメディアを利用していない人でも、シェアされた数やコメントを見ることはできるので、他の人がこのニュースについてどう思っているかという意見を見られるのは付加価値になると思います」
いままでと違って、ニュースが掲載された後に新たな情報が付け加えられていくので、新聞など既存のメディアとも差別化でき、コンテンツの充実につながるのも利点だ。
導入した次の週からアクセスが増大
実際に導入した効果はどうだったのだろうか。
「面白いくらいに結果がでました。導入した次の週からアクセスが跳ね上がったんです。導入したのは4月だったのですが、前月の3月は震災の影響があったためニュースへのアクセスが増えて8万〜10万セッションくらいだったのが、さらに4万くらい増えました。日別訪問者数も5万ユニークユーザー程度だったのが、導入後に約1.5倍の8万くらいに増加しました」
![]()
zenback BIZ 導入開始直後からサイトへ訪問するユニークユーザー数が増大している様子
(※ クリックするとグラフを拡大)
そのうちの多くがTwitterからの流入ではないかという。
「Twitterでは、誰かが1回つぶやくと、その発言がRTされてどんどん広がっていく傾向があります。初めにつぶやいた人に多くのフォロワーがいれば、一気に広がる可能性がありますね」
いままでのCybozu.netユーザーとは違う層がソーシャルメディアからCybozu.netへと流入していることになる。
「もともとCybozu.netのユーザーには、ソーシャルメディアを使うような先進層は少ないということが調査で分かっていました。なので、そのお客さんたちにどんどん使ってもらうというよりも、一部の人が使って、そこから別のユーザーさんを呼んでもらいたいと思っていました」というから、まさに狙いが当たったといえるだろう。
回遊率の低さが課題
その一方で、課題も見えているという。
「ユニークユーザー数とセッション数は増えているんですが、思ったほどPVが増えていないんです」
PVは、純粋に閲覧されたページ数を表す。要するに、ユーザーひとりあたりが見るページ数が増えていないということになる。その理由を分析すると、ソーシャルメディアからの流入してきたユーザーは、今までのユーザーに比べて直帰率が高く、回遊していないのではないかという結論が導かれた。
そこで、回遊率を上げるために、早速2つの対策に取り組みはじめたという。
「ひとつはスマートフォン用のページを作ることです。Twitterから流入しているということは、おそらくスマートフォンからのアクセスも多くなっていると考えられます。いまはPC用のページしかないので、スマートフォンでアクセスすると見づらいという問題があります。もうひとつは、別のニュースへの誘導をおこなうとか、ニュースのランキングなどを掲載するなどを考えています」
わずか2ヶ月で、新たなユーザを開拓し、次の課題を見つけ、解決にまで着手したのだから、驚くべきスピード感だ。
あらたなファンを増やし盛り上がるサイトへ
かつては、ブログのトラックバックやコメント欄によってコミュニケーションが図られ、情報が伝達していくことが多かったが、現状ではソーシャルメディアにその場が移ってきた。上手にソーシャルメディアと連携していくことが、Webサイトの活性化に欠かせなくなってきている。
ウェブ運営に関わる人にとって、手軽に既存サイトとソーシャルメディアの連携がおこなえるzenback BIZは、ひとつのソリューションとして期待できるといえるだろう。また、Cybozu.netの導入事例はよい参考例になるに違いない。

今回お話をうかがったサイボウズ株式会社グローバル開発本部プロダクトマーケティング部の河合真知子さんと、イメージキャラクター・ボウズマンとのツーショット
企業ユーザー向けビジネスポータルサイト Cybozu.net
事例データ
- zenback BIZ
- 導入したのは:2011年4月
- 導入した理由:サイトへの新規訪問者ならびにアクセス数の増加
- 導入を担当したのは:社内エンジニア
- 何か手ごたえはありましたか?:サイトのユニークユーザーが約1.5倍に増えた
- 投稿者 ichikawa
- 11:00
- カテゴリー Zenback BIZ
トラックバック
- トラックバック URL
- »有名ブロガーも使っている無料の便利ツール「ゼンバック(zenback)」 from もしもドロップシッピングで安定収入を稼ぐ方法
-
アルファブロガー小飼弾や勝間和代も使っている 無料ブログパーツ「ゼンバック(zenback)」 ブログ記事の下に、 ・TwitterやFaceboo...

