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2010年07月16日
ローフードレストラン「Manna」がTypePad ビジネスを使う理由
店舗の移転を機会にリニューアルをおこない、広報担当者が日常業務のあいまにホームページを更新できる仕組みを導入。
他の無料ブログサービスに比べると圧倒的に自由度が高いですし、機能的な面でも十分満足しています。
東京渋谷区の高級住宅街代官山にあるローフードレストラン「Manna」では、TypePad ビジネス を使ってホームページを構築・運用している。同ホームページの目的や運営方法について Manna 株式会社 企画広報部の箕田淳さんにお話しをうかがった。
ローフードレストラン「Manna」のトップページ。画面上部にはFlashを使ってロゴや料理の写真などが表示される。右下にはカレンダーが配置されており、当月内のスケジュールが一覧できる。
ローフードレストランとは
ローフードとは、できるだけ加工しない生の食材を使った調理法のこと。数年前からアメリカのセレブ層を中心に健康・ダイエット食として注目されている。
「Manna」はローフードかつビーガン(純粋菜食主義。肉、魚、玉子、乳製品、白砂糖を使用しない)な料理を提供するレストランだ。
メインメニューは野菜とフルーツをふんだんに使用したサラダ料理で、他にもオーガニックな原料を使用したドリンクメニューも用意されている。
「野菜の中には生のままだと食べづらいものもあるので、当店では一部の食材を加熱していますが、その場合も48℃以上には加熱しません。こうすることにより、食材に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素だけではなく、細胞を活性させる働きを持つ良質な酵素を熱によって破壊することなく体に取り入れることができるのです」
2009年の7月に代々木公園でオープンし、同年11月に代官山に移転し営業を続けている。取材当日はあいにくの雨模様であったが、駅からも近くアクセスしやすかった。
「アメリカで流行していることを知り、日本でもニーズはあるのではないかと考えて始めました。ビーガンのお店は結構ありますが、ローフードのお店はまだ都内にもほとんどありませんので、都内にあるホテルのコンシェルジュから、外国人宿泊客経由の問い合わせが来たこともあります」
また、季節にあわせたイベントや、講師を招いたローフードのスクールを開催するといったユニークな試みも頻繁におこなっている。
「まだまだなじみの薄いジャンルなので、レシピの紹介や、この野菜は体にどのように作用するのかといったような知識を、アメリカでローフードを勉強されてきた方などを招いて教えてもらっています。もちろん講習の合間には試食もしていただいています」
このように、「Manna」は日本におけるローフード文化の発信源的な存在になっているという。
レストランと同様のデザインを使用したスクールのページも用意されている。
ホームページの構造
「Manna」のホームページは、レストランオープンの1週間前、2009年の7月上旬に TypePad ビジネス を使用して開設された。デザインと初期設定は社外の Web デザイナーに委託したが、それ以降の更新作業はすべて箕田さんが一人でおこなっている。
トップページ上部には、美しい料理の写真が Flash を使って次々に表示され、その左下にレストランとスクールのニュースが、右下にはスケジュールを一覧表示したカレンダーが配置されている。
イベントとスクールのニュースはそれぞれ1つの記事になっており、クリックすることによって詳細ページが表示されるようになっている。
「講師の方が Word などのワープロソフトを使って書いてくれたテキストを元に、日付などの情報を加えて整形したうえで投稿しています。慣れればそんなに時間をかけずに更新することができますね」
内部的には、スクールニュース、レストランニュース、スケジュールカレンダーがそれぞれ独立したブログになっており、管理ページでそれぞれのブログを選択したうえで入力作業をおこなっている。
「内部的にはブログ数を増やしすぎてしまったため、正直多少ゴチャゴチャした作りになってしまっていますが、わたしが管理するうえでは構成を完全に理解していますので特にストレスはありません。間違ったら直せばいいだけのことですしね。それがブログを使う大きなメリットだと思いますよ」
ホームページには他にもローフードの概念を説明した「what's raw food?」をはじめ、メニューや地図、リンク集といったコンテンツが用意されている。これらもすべて独立したブログ記事なので、テキストの更新などはすべて箕田さんがおこなっているという。
また、土地柄外国人の顧客が多いこともあり、英語コンテンツも別に用意されている。
英語版のページにもかなりのアクセスがあるという。
TypePad ビジネス 選択の理由
このホームページを構築するにあたって TypePad ビジネス を選択した理由はどこにあるのだろうか?
「最初に Web デザイナーの方と打ち合わせた際、自分で更新ができるような仕組みを作ってほしいとお願いしました。それから社内に IT 担当の専門家がいるわけじゃないですし、いちいち HTML をコーディングしている暇があったら実業の方に専念したいというのが正直なところでした。そこで提案されたのが TypePad ビジネス だったのです」
一般的にホームページ構築・運用に使われることの多いサーバーインストール型の CMS ではなく、ASP 型のブログサービスを使うことに不安はなかったのだろうか。
「予算や納期の都合もありましたし、特に抵抗はありませんでした。実際に使ってみたところ、他の無料ブログサービスに比べると圧倒的に自由度が高いですし、機能的な面でも十分満足しています」
TypePad ビジネス の特徴の一つである高い SEO 効果についてはどうだろうか。
「リファラーを見ると、やはりローフードに関連したキーワードから検索サイト経由で訪問されている人が圧倒的に多いです。特殊なキーワードなので、競合が少なく得しているという面はありますが、検索順位はかなり高い位置にあり満足しています」
SEM(有料検索キーワード広告)も含めたオンライン広告にはまったく出稿していないということから、ホームページへの流入元としては SEO 効果によって発生した自然検索キーワードからのトラフィックがほとんどをしめるという。
ただし、現在のところブログを使用するという以外には特に SEO 対策らしいことはしていないので、今後は関連リンクを増やしたり、情報を求めて来る訪問者を引きつける魅力的なコンテンツを作成するといった施策をおこなっていきたいとのことである。
店先に設置されたパソコン(iMac)でホームページの更新作業をおこなう箕田さん。
TypePad ビジネスの管理画面にセクションごとに分割されたブログが一覧表示されている様子。
今後の展開
最後にホームページの今後についてうかがってみた。
「やりたいことはいろいろあります。まず会員サイトを作ってお店やローフードのファンとの交流をもっと増やしていきたいです。それから TypePad ビジネス から直接更新情報を通知させることができる Twitter にも興味がありますね。さらに携帯で写真を撮って今日のおすすめメニューをアップするといったこともやってみたいです」
「そしてイベントのレポートや、スクール講師のブログなどもサイト内でできたらいいと思っています。あと iPhon や iPad の普及もありますし、できれば Flash で作ったコンテンツを外していきたいです。それにこれからは携帯サイトの充実もかかせませんね」
自身も iPad を肌身離さず持ち歩くなどトレンドに敏感な箕田さん、TypePad ビジネス を活用した様々なアイディアをお持ちだが、日々の業務も忙しくなかなかサイトにかける時間が取れないのが悩みだという。
「とにかく今はローフードという言葉を皆さんに知っていただきたいというのが一番の思いです。野菜をたくさん食べて健康になってもらいたい。ここがそのきっかけになってくれるとうれしいですね」
箕田さんは最後にこんなメッセージで締めてくれた。ローフードというヘルシーなライフスタイルは今後も注目を集めることになるだろう。TypePad ビジネス を使ったこのホームページが、その普及に少しでも役に立てれば幸いである。
代官山にあるローフードレストランのホームページ
今回お話をうかがった箕田さん
事例データ
- TypePad ビジネス
- サイトを公開したのは: 2009年7月
- はじめた理由: 店舗の移転にあわせてホームページをリニューアルし、専門家に依頼しなくても自社内でコンテンツを更新できるようにするため
- 制作を担当したのは: 社外 Web デザイナー
- 投稿者 ichikawa
- 11:00
- カテゴリー TypePad
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