Blog on Business
2010年11月22日
横浜ビブレ「ビブログ」が Lekumo ビジネスブログを使う理由
TypePad ビジネス(法人向け)は、2012年4月からLekumoビジネスブログになりました。
ファッションビルの各店舗が個々にブログを運営。おもに携帯からのブログ更新によって最新情報を発信し、顧客獲得に役立てている。
ブランドネームが強くなくても、こまめに更新しているショップはアクセス数が多くなっています。やはり活気あるブログにするためにも、更新頻度を高めるための施策には注力していきたいです。
横浜駅の近くにあるファッションビル横浜ビブレでは、Lekumo ビジネスブログ を導入し、各ショップがブログによって情報を発信している。ブログ導入の効果や運用状況などについて、株式会社マイカル横浜ビブレ営業企画担当の笠井伴美さんと白神瑞美さん、BE BOY'S の長野直さんにお話をうかがった。
各ショップブログを紹介する「ビブログ」インデックスページ
ブログはおもに携帯から更新
ビブレは、株式会社マイカルが全国的に展開しているファッションビルだ。基本情報を掲載したビブレ全体の総合ホームページのほかに、店舗によっては独自のサイトを運営している。横浜駅の近くにある横浜ビブレのサイトでは、テナントのショップのブログをまとめた「ビブログ」というコンテンツを設置している。ビブレ内の全テナント約120店のうち、現在45店舗程度が独自のブログを持っている。
「アンケートをとって、ブログをやりたいというショップに運営してもらっています。Lekumo ビジネスブログを導入したのは一昨年前の秋。導入時にはサイトの制作会社に説明会を開いてもらい、各店舗の担当者に更新の仕方を覚えてもらう機会をもちました」
(笠井さん)
パソコン、携帯のいずれからでもブログの更新は可能だが、多くの店が携帯を利用しているという。
「当時はまだ iPhone などのスマートフォンがそれほど普及していなかったこともありますが、いまでも普通の携帯から更新しているショップが多いですね」
(笠井さん)
販売の現場は忙しい。パソコンに向かって記事を入力するよりも、どこからでも写真を添付してメールで送れば記事を更新できる携帯のほうが使いやすいのだろう。
各ショップが投稿した記事は、即座にブログにアップされる。個人情報や顧客の顔が写った写真は載せないなど、基本的なガイドを決め、ブログ開始のときに説明を行っているが、あとは各ショップの自主性にまかされており、記事の内容についてビブレ側が口をはさむことはない。
「アップされた記事には、私ができるだけ目を通すようにしています。手があいたときや、出社時、退社前などに確認していますね。内容について何かいうことはほとんどなく、コメントが放置されているときに返事をしてもらうように連絡したりするなどが多いです。あとは各ショップの更新頻度をチェックしたりしています」
(白神さん)
顧客層に馴染みのあるブログというメディア
ブログの内容は、新商品情報やセール情報などが多い。最新の流行が重要な意味を持つファッション業界にとって、リアルタイムに情報が伝わるブログは使い方しだいでかなり顧客獲得に役立てることができる。
「買う前に見るだけでなく、買ったあとに見るという使い方もあるようです。買った商品の評判や、コーディネイトのヒントを見つけるためにサイトをチェックする人も多いようですね」
(白神さん)
店のターゲットになる顧客層とブログの親和性の高さも見逃せない。
「お客様の層は、中高生〜20代が中心です。私の感覚だと、その世代では4〜5割程度が自分のブログを持っていて、友達の様子はブログから知るという人が多いと感じます。ファッション関係のカリスマブロガー的な存在もいて、中高生のあこがれになっていたりもしています」
(白神さん)
普段からブログを日常的にチェックしているのであれば、そこにショップのブログが加わっても不自然ではない。
アイデアを活かした見せ方をしているショップもある。レディースアンダーウェアのショップ「elle et elles」では、くまのぬいぐるみの「ぽたろう」がショップの店員という設定で、さまざまなシチュエーションで撮った写真をアップし、人気のコンテンツとなっている。
「お客様が『ぽたろうさんいますか』といって会いに来てくれることもあります」
(笠井さん)
ブログを運営しているショップにアンケートをとったところ、ブログに関して何らかの反応があったとの回答は7割を占めたという。一定の効果があることは間違いないようだ。
更新頻度のアップと記事の充実
当初、横浜ビブレ側から各ショップには、1週間に1度は更新してほしいとの要望を出していた。
「実際には、更新しているところとしていないところとのばらつきは大きいですね。毎日のように更新しているショップが2〜3店、残りの半分が週1回〜1ヶ月に1回程度ですね。残念ながらショップによってはほとんど更新していないところもあります」
(白神さん)
更新頻度とアクセス数の関係は切り離せない。
「ブランドネームが強くなくても、こまめに更新しているショップはアクセス数が多いですね」
(笠井さん)
とはいえ、更新は各ショップにまかせているため、強要はできないという悩みもある。
「更新度をあげてもらって、活気あふれるページにしたいですね。それが集客にもつながると思います」
(笠井さん)
内容的にも、さらなる充実を目指している。
「通販のほうが安く服を買えるけど、実際に試着ができたり、店員のアドバイスがうけられのはファッションビルならではの特色です。その良さを伝えるためには、商品写真だけでなく、コーディネイト提案、スタッフの近況報告など、人間味ある記事を徐々に増やしてもらえたらいいなと思っています」
(笠井さん)
店に足を運んでもらうには、買い物の楽しさやメリットを感じてもらう必要がある。接客を受け、商品を触って買うことの魅力を伝える場として、ブログを活用していきたいとの考えだ。
現場の運営−「BE BOY'S」の場合
実際に販売をおこない、ブログを更新しているショップのスタッフにもお話をうかがった。
メンズウェア「BE BOY'S」では、週1回のペースでブログの更新をおこなっている。
「僕と、もう一人のスタッフで更新を担当しています。更新には携帯を使っています。写真も携帯で撮っていますね。あらかじめ複数の写真を撮影しておいて、その中からピックアップし、文章をつけてメールで更新するという方法です」
(長野さん)
ブログをみると、携帯で入力したとは思えないほど内容が充実している。
「気をつけている点は、お客様に服の楽しさが伝わるようにと気持ちを込めることですね。うちの商品は10代の方がターゲットなので、これから服に興味を持ってくれる方にも伝わるようなコメントをするように心がけています。細かい部分まで、しっかりと伝えることが楽しさにつながるかなと思って、長い文章を書いています。コーディネイトのおすすめや、今週の入荷商品などを凝縮して、週1回の更新で伝えたいですね。そのほか、バーゲン時などの限定企画なども載せています」
(長野さん)
愛用の携帯を使って商品を撮影し
紹介するためのテキストに添付し、モブログ(メール投稿機能)を使って記事をアップロードする
ブログによる効果はあるのだろうか。
「お客様がスタッフに話しかけてくれることが多くなった気がしますね。また、スタッフの意識も変わりました。ブログを始めてからは、商品の細かい部分にまで興味を持つようになりました」
(長野さん)
もちろん、ブログの存在を知らないでくる顧客もいる。リピーターになってもらうためには、購入後もブログを見てもらい、店の存在を常に心に止めてもらうのが効果的だ。BE BOY'S では、ほかに広告なども出していないため、ブログが重要な役割を果たすことになる。
「ブログ開始時には、携帯サイトの QR コードをお客様に配布して認知度を高めました。現在は配布していませんが、口頭でお伝えしています。バーゲン情報を知りたいというお客様には、ブログを見ればすぐわかりますといってお知らせしています」
(長野さん)
今後も、さらにブログの活用法を考えている。
「ブログを使ったキャンペーンを計画しています。たとえば、ブログに書いたキーワードを店員に言ってもらったり、ブログに貼った画像を携帯で見せたりしたらクーポン券を差し上げるなどの企画を実施したいと思っています」
(長野さん)
横浜ビブレの例のように、若い層の顧客に対するマーケティングには、ブログの導入は効果的だ。その効果をより高めるためにはどうしたらいいか、人気ショップの事例はよい参考例となるだろう。
横浜にあるファッションビルのショップブログ
今回お話をうかがった株式会社マイカル横浜ビブレ営業企画担当の白神瑞美さん
事例データ
- Lekumo ビジネスブログ
- サイトを公開したのは: 2008年4月
- はじめた理由: 各ショップごとに携帯をつかった記事更新ができるブログサービスとして
- 制作を担当したのは: 外部制作会社
- 投稿者 ichikawa
- 14:23
- カテゴリー Lekumo ビジネスブログ
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