ビジネスブログの基礎知識

ビジネスブログの基礎知識

第10回:担当者とタイトルを決める

ビジネスブログをご検討中のみなさん、こんにちは。シックス・アパートの中山です。さて、実際にビジネスブログを始めるとなれば、目標や方向性を設定せねばなりません。

そして次に必要なのは、「執筆する担当者」と「ブログのタイトル」です。これが決まると、いよいよ本格的なブログの運営が始まります。

vol10_01.JPG

<執筆する担当者を決める>
ビジネスブログで、「何を」「どんな目的」で書くことも大切ですが、同時に現実問題として考えなければならないことは、実際に誰がブログを書くかという点です。ビジネスブログの主な運営は、記事を執筆する方に託されるわけですので、ここは慎重に決めたいところです。まず決めたいのは、どの部門が運営するかですが、これはビジネスブログを企画した部門なり目的に合致した部門がきっとあるはずですから、とくに大きな問題にはならないでしょう。

●単独か、それとも複数人運営か?
むしろ検討課題になりやいのは、何人でビジネスブログを運営するかという点です。
つまり、「複数の社員で(交代制で)執筆するか」、それとも「一人の担当者がすべてを書くか」です。複数で運営すれば、幅広い視点から記事のネタがあつまりますし、一人当たりの作業負担が軽くて済むので更新頻度もアップできます。そのかわり、文章の書き方に個人差が生じたり、コンテンツの一貫性にブレが出てしまう可能性があります。一人で運営すれば、そのまったく逆のメリット・デメリットがあります。

おおざっぱではありますが、
  更新頻度や幅広い視点からの記事を重視: 「複数」。
  主語や視点を固定、テーマを掘り下げることを重視: 「単独」。
とお考えいただければと思います。

たとえばこのブログは、「ビジネスブログ」というひとつのテーマに焦点を当て、連載形式で掘り下げていますので、中山が一人で書くスタイルを採っています。

vol10_02.JPG


●社外書類を書く経験があるとベター
ブログのカラーや面白さは、どうしても執筆する人の文章ににじみ出る部分があります。
メールマガジンや顧客サポート等、社外とのコミュニケーション業務の経験があり、ある程度文章を書き慣れた方が担当するのも一案です。でも、勘違いしないでいただきたいのは、ビジネスブログの記事を書くのに作家のような特別な文才や、何気ないことを面白おかしく書ける才能は必要ないということです。ありのままのことを、正直に、わかりやすく伝えることができれば、ビジネスブログの執筆は十分務まります。

たとえば、
モノ・マガジン・オンライン「店長フジタの物欲ブログ」では、店長であるフジタ氏がブログ上で販売する商品についてのウンチクを語るという、主語がハッキリしたスタイルを採用していますので、基本的にフジタ氏のみで記事を執筆しています。

mono.JPG
モノ・マガジン・オンライン「店長フジタの物欲ブログ


それとは対照的に、タカラレーベン「OFF×REC」のブログは、5人の社員の方々の持ち回りで運営されています。とくにこれといったテーマを設けず気軽に、そのかわり毎日更新でこまめに情報発信をしていこうという目的で始まっており、複数運営が適した形になっています。

off_rec.JPG
タカラレーベン「OFF×REC


更新頻度やブログに費やせる時間・作業量を勘案して、ブログに携わる人数調整をおこなってください。


<ブログのタイトルを決める>
●ブログの趣旨を分かりやすく
ブログのタイトルは、文字通りブログの「看板」であり、「正面玄関」です。
タイトルを読むだけで、何のブログなのか、何が書かれているのか、誰に読ませようとしているのか、という趣旨が伝わりやすいタイトルをつけましょう。趣旨が明確であればあるほど、ブログに訪問してもらえる可能性が高まります。

ビジネスブログのタイトルは、書籍でいうところの表紙やカバー、レストランなら店名に相当する重要な部分です。また、具体性とインパクトがあるとベターです。ブログを見つけた人に、「このブログにはきっとこんなことが書いてあるのだろうな」と瞬時に思わせることができればOKです。

一度決めた後ではなかなか変更しにくい部分ですので、タイトルを決める際は注意しましょう。
せっかくブログのコンテンツを一生懸命作っても、興味を引かないタイトルのせいで素通りされてはもったいないです。タイトルを決めるのは最初の一回だけです。コンテンツに気を遣うのと同じくらいがんばって作りましょう。


●検索エンジン(SEO対策)も忘れずに
検索エンジンは、<TITLE>タグで囲まれた内容を重要視しますので、「タイトル」には、ヒットさせたいキーワードを含むタイトルが有効です。

通常、検索エンジンが表示する検索結果は、

  「ウェブサイトのタイトル」
  「ウェブサイトの概要(2~3行)」
  「URL」
  「キャッシュ、ページの容量等」

といったものになります。

多くのブログは、「ブログのタイトル名 + 記事のタイトル」で表示されますので、ブログのタイトル、記事のタイトルは重要です。

あまりにも珍しすぎたり、認知度の低いキーワードをタイトルに選んでしまうと、ほとんど検索されなくなってしまう可能性があります。そういう意味では、英語だけのタイトルも避けたほうが無難でしょう。単に響きがいいから、なんとなくカッコイから、という理由で英語のキーワードを使っても、中のコンテンツをブログ読者に明確に伝えられなければ意味がありません。

果たしてどれくらいのターゲットとしているブログ読者がそのキーワードで検索するのか、今一度考え、検索しないと思うならば別のキーワードを用意する必要があります。

たとえば、このブログのタイトルを決める際、「ビジネスブログの基礎知識」と「ビジネスブログの基礎講座」の2つの案がありました。基礎知識も基礎講座も両方とも日本語として通用しますし、意味に大差はないですので、どちらを選ぶべきか迷いました。
そこで、オーバーチュアの提供するキーワードアドバイスツールを使い、どちらの単語がより多く検索されているかを調べました。その結果、「基礎知識」のほうが、「基礎講座」よりも約9倍検索されているキーワードだったことが判明しましたので、晴れて「ビジネスブログの基礎知識」というタイトルに決定したという経緯があります。


注:「キーワードアドバイスツール」とは、月間のキーワード検索回数や一般のインターネットユーザーが検索するキーワードの組み合わせを調査できるツールです。キーワード選定および調査を行う際に便利です。

以上を踏まえ、タイトルの候補が出揃ったら、同じタイトル、もしくは似たようなタイトルがないか、検索エンジンで確認しましょう。

vol10_03.JPG

次回は「ブログのパーソナリティを決める」です。
お楽しみに。

  • 投稿者 nakayama

シックス・アパート製品紹介

mt-banner-af.jpgmte-banner-af.jpg

トラックバック

トラックバック URL

このページのトップへ