Movable Type

動作環境・機能一覧

Movable Type の動作環境と、各種機能の一覧表です。

システム構成
(クラウド版)
  • ウェブサーバー:nginx / Apache
  • PSGI サーバー:starman
  • データベース:MySQL 5.7 系
  • PHP:PHP 8.2 系
サイト数 1つの Movable Type 内(1インストールのみ可)であれば、その中で作成するサイト数に制限はありません。
※上位版 Movable Type Advanced はインストール数に制限がなく、同一社内であれば複数サーバーでの利用も可能です。
記事数、ページ数、コンテンツデータ数 作成できる記事・ページ・コンテンツデータの数に制限はありません。
ユーザー数 ユーザー数の制限はありません。
サポート ソフトウェア版は初年度はライセンス料金に含まれ、次年度以降、年間メンテナンスを購入いただくことで更新できます。クラウド版は利用料金に含まれ、契約期間中は継続して利用いただけます。
動作環境
(ソフトウェア版)
※サポート対象ウェブブラウザーについては、クラウド版も同様です。
サーバOS:
Linux、Solaris / Unix、BSD、Mac OS X、Windows Server 2012 R2 / 2016 / 2019
ウェブサーバー:
nginx 1.2.0 以上(CGI もしくは PSGI 実行環境が別途必要となります) / Apache HTTP Server 2.0 以上 / Microsoft Internet Information Server 8.5 以上
データベース:
MySQL 5.1 以上(5.7.x を推奨 / 8.0.x まで検証済み) / MariaDB 5.5 以上(10.3.x を推奨)

以下 Movable Type Advanced のみ
Oracle Database 12c
Microsoft SQL Server 2014 / 2016 / 2019(Azure SQL Database を含む)
実行環境:
Perl 5.16.3 以上(5.32 を推奨 / 5.36.1 まで検証済み)
サポート対象ウェブブラウザー
  • Google Chrome (最新版を推奨)
  • Safari (最新版を推奨)
  • Mozilla Firefox (最新版を推奨)
  • Microsoft Edge

パブリッシング

コンテンツタイプ Movable Type 7 から搭載されています。出力結果を考慮して構造化されたデータを作成できます。コンテンツタイプ同士をリンクさせることも可能。コンテンツを要素ごとにコンポーネント化し、その再利用を容易にすることでコンテンツの可搬性がより高まります。
WYSIWYGエディタ TinyMCEを利用したリッチテキストエディタで、手軽に表現力豊かなコンテンツを投稿できます。編集中の記事を、定期的に自動保存で安心。フルスクリーンモードで、快適な記事入力ができます。編集画面に、CSSを適用して公開イメージそのままの編集設定が可能です。また、TextileやMarkdownなど、複数の入力モードに対応しています。
ブロックエディタ Movable Type 8 でさらに使いやすいブロックエディタに進化しました。ブロック単位でコンテンツを編集でき、さらにカスタムブロックで独自ブロックを作成することで多様なレイアウトに対応可能。デザイン要素とコンテンツが混在しない形で管理できるのもメリットです。
定型文 事前に登録しておいた定型文をテキストエディタから呼び出すことができます。定型文はすべてのフォーマットで呼び出すことができます。
※ コンテンツタイプでは未対応。
指定時間公開 スケジュールタスクを設定することで、下書き保存した記事を、指定した日時に自動で公開します。
指定時間非公開 スケジュールタスクを設定することで、公開中の記事を指定した日時に自動で非公開にします。
ファイルアップロード 画像やPDFファイル、動画や音声ファイルまであらゆる種類のファイルをウェブブラウザから管理できます。また、アップロードできるファイルの種類を限定することも可能です。
マルチアップロード アセット管理画面および記事作成中に、画像、動画、PDFなど複数アセットをドラッグ&ドロップで一括アップロードが可能です。
イメージエディタ 画像のアップロード時に、回転・リサイズ・トリミング・EXIF/GPS情報の除去などができるイメージエディタを搭載しています。
記事プレビュー 公開の記事を、実際のサイトと同じデザインで確認できます。
共有プレビュー 公開前に確認をするためのプレビューページを生成できます。コンテンツを編集して保存しても再度同じURLでプレビュー可能。パスワードも設定でき、安全に運用できます。コンテンツデータ、記事、ウェブページに対応。
カスタムフィールド 編集画面に、画像やテキスト、チェックボックス、ラジオボタン、日付と時刻など、独自の入力項目を追加できます。

運用・管理

ユーザーごとの権限付与 サイト単位でユーザーの権限設定が可能です。
リビジョン管理 記事/ウェブページ/テンプレート/コンテンツデータ(MT7)の履歴を保存できます。履歴には、修正した日時、メモ、修正作業者などの情報を記録できます。
画像品質の設定 画像がアップロードされたときに、元画像、サムネイル画像の両方について、事前に設定した画像品質に自動的に調整する機能を追加しました。管理者による画像ファイルサイズのコントロールが可能です。初期設定では有効になっており、設定画面から無効にすることも可能です。
エクスポート/インポート コンテンツ、アセット、テンプレート、各種設定やユーザーなどをまとめてエクスポート可能。エクスポートしたデータを復元先の Movable Type にインポートできます。
フィルタリング機能 記事やウェブページ、コンテンツタイプなどを、細かい条件で絞込み、一覧表示することができます。「過去1年間に田中さんが作成したデータ」「赤坂という文字が含まれる記事一覧」など、細かい条件でデータを検索できます。
フォルダ・カテゴリの並び替え ドラッグ&ドロップでフォルダやカテゴリを並び替えることができます。
記事・ウェブページの並び替え 一覧画面において表示項目で一覧画面上での表示順を変更することは可能(フォルダ・カテゴリのように任意の並び順することはできません)。
承認フロー プラグインにより可能。
リンクチェック Movable Type Premium で可能。
LDAP管理 Movable Type Advanced で可能。
サイトパス制限 サイトの作成を指定したディレクトリ配下に指定可能。
SMTP認証 SMTP認証を利用して、外部SMTPサーバーによるメール送信が可能。
管理画面の多要素認証 管理画面のサインインで多要素認証を設定可能。現在は TOTP (Time-based One Time Password) による2要素認証に対応。管理画面へのアクセス認証を強化することで、より安全に運用できます。
スマートフォン対応 管理画面は、スマートフォンやタブレット端末でも操作しやすいように最適化されています。
※ 2019年1月16日リリースのバージョン(r.4502)で対応

サイト構築・カスタマイズ

カスタムフィールド デザインテンプレートにもカスタムフィールドを設定できます。サイトのロゴやメイン画像、バナーなど、テンプレートのソースコードを編集すること無く変更するなど、活用方法が広がります。
テンプレートデザイン HTMLとMTタグを使って、制約のない自由なデザインが可能です。HTML、CSS、JavaScriptなど、あらゆるソースコードをテンプレート化できます。
静的/動的ページ HTMLの静的作成に加えて、ダイナミックパブリッシング(動的生成)を利用できます。テンプレートやブログ単位での設定が可能です。アクセス数が多いサイトは静的生成、ユーザーのアクセスにより表示を変えたいときは動的生成など、用途に応じて細かな設定ができます。
テーマ機能 サイトをデザインするテンプレートや、カスタムフィールド、カテゴリなどを、まとめて「テーマ」として保存、配布が可能です。 作成したデザインテンプレートを納品したり、作業中の履歴をテーマとして保存するなど、サイト制作の作業が便利になります。
API

Data API
さまざまなプログラム言語から REST/JSON方式で Movable Type にアクセスし、データの取得や更新ができるAPIです。Movable Type 7 ではコンテンツタイプにも対応。整理・構造化されたコンテンツデータの出し入れを容易にします。

その他の機能

サイト内検索 サイト内検索フォームを設置できます。AND、OR検索や、タグによる検索も可能です。
フォーム プラグインにより可能。
アクセス解析 テンプレートに Google Analytics などのアクセス解析ツールのタグを挿入することができ、連携してダッシュボードに一部の情報を表示することも可能です。
ソーシャルサービスとの連携 プラグインにより可能。

クラウド版のみに搭載されている機能

サーバー配信機能 Movable Type で生成したコンテンツを外部のサーバーへ配信して公開する機能です。画像ファイルなども合わせて配信するため、情報公開のタイミングをコントロール可能。公開用のサーバーに Movable Type のインストールが不要なため、不正アクセスなどのセキュリティリスクを低減できます。
※ ソフトウェア版では、上位版 Movable Type Advanced にのみ搭載
ベーシック認証設定 特定のURL(ページ)に対してベーシック認証を設定することできます。同一のURLに対して複数の認証設定も可能です。
ページリダイレクト機能 特定のページにアクセスがあった場合、予め指定したページを自動的に表示することが可能です。
FTPSアカウント FTPSを利用することでプラグインやテーマ、画像など複数のファイルを一括アップロードできます。FTPSのパスワード変更も管理画面から可能です。
環境のリストア機能 サイト全体のバックアップデータを自動的に保持しています(1世代)。作業ミスなどにより意図せぬファイル変更などを加えてしまっても、サイト全体を元の状態に戻すことができます。
SSL証明書更新機能 取得されたSSL証明書の設定・更新が可能。証明書の取得は、お客様側での対応が必要です。また、 Let's Encrypt に対応し、TLS(SSL)証明書を自動取得することもでき、手軽に常時SSL化が可能です。
MT環境変数編集機能 管理画面上から、MT環境変数を編集したり、追加・削除することが可能です(一部、利用できない環境変数もあります)。
Google Cloud Storage への自動データバックアップ 1日に1回、最新データをシックス・アパートが Google Cloud Storage(東京リージョン)にバックアップします。万が一、Movable Type 側のデータセンターがサービス不能に陥った場合も、前日の状態に復元可能です。
IPアドレス制限機能 公開しているサイトおよび管理画面にアクセスできるIPアドレスを制限できます。セキュリティ強化や、イントラネットでのご利用などに活用できます。
管理画面のセキュリティ設定機能 管理画面上から、管理画面のパスの設定や、Basic認証の設定が可能です。
ディスク使用量表示 管理画面上で、ディスク使用量が確認できるようになっています。
アクセスログ取得 サイトへのアクセスログをFTPで取得可能です。アクセスログは、日毎に30日分保持されます。

詳しい使い方や仕様は、MovableType.jp のドキュメントをご参照ください。

Movable Type ソフトウェア版は無料トライアルが可能です。
ライセンスの購入、クラウド版の申し込みは、製品購入からお進みください。

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