Movable Type ヘルプ: 指定日時投稿機能

指定日時投稿機能を利用するためには、ウェブ・サーバーのcronもしくはタスク・スケジューラにて設定を行う必要があります。指定日時投稿の機能の設定は一度行うだけで利用できます。設定後は、エントリーの投稿の際、エントリーの状態に「指定日」を選んで保存するだけです。設定したスクリプトが自動的にエントリーを公開します。エントリーを投稿する際、そのエントリーをいつ公開するのかを「投稿日時」に設定してください。

指定日時に投稿

LinuxまたはUnixサーバーの場合

ウェブ・サーバーのcronを使用して次のように指定日時投稿機能を設定します。

  1. ウェブ・サーバーにログインします。
  2. 「crontab」を編集します。
     $ crontab -e 
  3. 「crontab」に以下の行を追加します。
    0,20,40 * * * * cd <path to mt>; ./tools/run-periodic-tasks

    この記述では設定したスクリプトを毎時0分、20分、40分にそれぞれ実行します。アスタリスク「*」はcronに毎時、毎日、毎週、毎月実行することを指示しています。アスタリスクは、空白(スペース)を入れて設定する必要があります。<path to mt>はMovable Typeをインストールしたディレクトリです。追加できたら、保存してエディタを閉じてください。cronは新しいcrontabの設定を有効にします。

cPanelを利用した設定

cPanelを利用した指定日投稿の設定方法は、以下のとおりです。「Command to run」とラベルの付いたテキストボックスに、Movable Typeのインストール先ディレクトリ名に続けて、「/tools/run-periodic-tasks」を入力します。

cd <path to mt>; ./tools/run-periodic-tasks

起動時刻は好きなように設定して構いませんが、15分間隔より短かくすることはおすすめしません。推奨する設定は「15分間隔」、「毎時」、「毎日」、「毎月」、「毎週」です。

Windowsサーバーの場合

Movable TypeをWindowsサーバーで動作させている場合は、Windowsのタスク・スケジューラを活用することで、指定日時投稿機能を実現できます。タスクに以下の例の内容を登録してください。

0109-01.jpg
Windowsタスク・スケジューラ設定項目
項目名 解説
タスク名 「Movable Type指定日時投稿機能」
実行するファイル名 Perlインタープリタのパスおよびファイル名(例:C:\Perl\bin\perl.exe)、「tools\run-periodictasks」の順に記述します。
開始 Movable Typeをインストールしたディレクトリへのフルパスを指定してください。
スケジュール タスクの実行スケジュールは自由に設定できますが、スクリプトを15分未満の間隔で実行すると、サーバーに負担がかかるためお勧めできません。環境や目的にあわせて調整してください。推奨する設定は「15分間隔」から「毎日」までです。

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