Movable Type 3.2 マニュアル - プログラミングインターフェイス

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プログラミングインターフェイス

XML-RPC API

Movable Typeは、Blogger XML-RPC APIを(適用できる箇所に対し)完全に実装しています。 Movable Typeがサポートしないメソッドは getTemplate setTemplate の2つだけです。これはBloggerとMovable Typeではテンプレートのシステムが異なるためです。

Movable Typeはまた、metaWeblog XML-RPC APIを(適用できる箇所に対し)サポートしています。

さらにMovable Typeは、エントリーに割り当てたカテゴリーを扱うための独自のメソッドを2つ備えています。

これらのXML-RPC APIsを使うときは、ウェブサーバーに LWP::UserAgent SOAP::Lite がインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、「インストール手順」を参照してインストールしてください。

Movable TypeがサポートしているXML-RPCのメソッドは以下のとおりです。

注: Movable Typeでは、Blogger XML-RPCのメソッドすべてにおいて appkey の値は無視されます。

Movable TypeのXML-RPCの実装を、w.bloggar、BlogApp、BlogLet、BlogBuddy、Jerichoなどの既存のツールから利用することができます。たとえば、BlogBuddyを設定してMovable Typeのブログに投稿するには、以下の手順に従います。

  1. BlogBuddyをhttp://blogbuddy.sourceforge.net/からダウンロードします。 アーカイブを展開し、アプリケーションをインストールします。
  2. BlogBuddyアプリケーションを開きます。
  3. Settings (設定)」メニューから「 General Settings (一般設定)」を選びます。 「 General (一般)」タブの「 UserName (ユーザー名)」にMovable Typeのユーザー名を、「 Password (パスワード)」にパスワードを入力します。
  4. Remote Host (リモート・ホスト)」タブに移動し、Movable Typeのインストール先であるホスト名を「 Host name (ホスト名)」に、そして mt-xmlrpc.cgi までのパスを「 Endpoint (エンドポイント)」にそれぞれ入力します。 たとえば mt-xmlrpc.cgi http://www.example.com/bar/mt-xmlrpc.cgi にある場合、「 Host name 」には www.example.com を、そして「 Endpoint 」には /bar/mt-xmlrpc.cgi を入力します。 ウェブサーバーが80以外のポートを使って起動している場合は、ポートの設定も変更してください。
  5. Blogs (ブログ)」タブに移動し、「 Update blogs (ブログの更新)」ボタンをクリックします。すると、BlogBuddyがあなたのウェブサーバー上にあるMovable Typeに接続し、上記の getUsersBlogs を使って、あなたがアクセスしているブログのリストを要求します。
  6. ここまで完了すると、すぐBlogBuddyの投稿インタフェースを使って、あなたのMovable Typeのブログに投稿できます。

Perl API

Movable Typeのコードはオブジェクト指向のスタイルで書かれ、解説のドキュメントが揃ったPerl APIを含んでいるので、それをあなた自身のPerlプログラムに使うことも可能です。 ドキュメントはPOD(プリント・オン・デマンド)フォーマットで書かれ、 .pm ファイルの中に含まれています。 このドキュメントはシェルから perldoc を、たとえば、以下のように入力すれば、読むことができます。

% cd <movable type directory>/lib
% perldoc MT

プラグイン

Movable Typeのプラグイン・フレームワークによって、新しいタグを追加するのが楽になりました。 将来的にはより多くのコールバック機能を追加する予定です。

プラグイン・ファイルは専用のディレクトリに格納されたPerlスクリプトです。Movable Typeが初期化されるとき、プラグインもすべてロードされ、Movable Typeのコードとシステムを実行時に変更することができます。 .pl の拡張子を持ったファイルだけが、プラグインと見なされ自動的にロードされます。

plugins ディレクトリは、 mt.cgi ファイルと同じディレクトリに入れてください。

そのディレクトリを作成するには、FTPサーバーに接続し、Movable Typeをインストールしたディレクトリに移動します。 新しいディレクトリを作成して plugins と名付けます。

プラグインのタグを記述する目的は、RSSフィードの表示、サーバー状態の表示、ヒットカウンターの実装などいろいろあります。 プラグインは http://www.movabletype.jp/support.html からダウンロードできます。


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