広報ブログ

シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。

Web2.0 EXPO Tokyoに参加(11月15日)

シックス・アパートの関です。いよいよ東京では木枯らしも吹き、一気に寒くなってきています。冬は間近ですね。

さて先週の木・金はWeb 2.0関連カンファレンスの草分け、オライリー主催のWeb2.0 EXPO Tokyoが東京・渋谷で開催されました。私もアドバイザリーボードメンバーのお一人であるサン・マイクロシステムズの藤井さんにご招待いただき、木曜は朝から夜のカクテルパーティ(協賛のHOWSさんのCEO、CTO、CMOが、ポスターと同じポーズをしてくれました。写真)まで通しで参加させていただきました(残念ながら金曜は参加できませんでした...)。

HOWS's CEO, CTO, and CMO

カンファレンス初日に参加しての印象は「もっとテクノロジーセッションが多いといいなぁ」というものでした。立ち見だったミクシィの笠原さんのセッションをはじめとして、多くのセッションはビジネスよりのものでした。ビジネスセッションは確かにタメになるんですが、個人的には「このテクノロジーがインターネットを変えるんだ!」というような、わくわくするようなセッションがもっといっぱいあればいいなぁ、と感じました。

そんな中で個人的に楽しかったのが、サンのチーフテクノロジストである下道さんの「Web2.0時代のアイデンティティ技術とOpenID」というセッション。セッション2コマ分を使った長いものでしたが、アイデンティティ技術の仕組みの話を避けずに、トレンドについても触れられていたので、楽しめました。

アイデンティティや認証といった分野は、概念が分かりにくくて、とかく敬遠されがちですが、複数のウェブ・サービス(ソーシャル・メディア・サービス)を利用するのが当たり前の昨今、OpenIDの重要性は今後ますます高まるのではないかと思います。OpenIDは、もともとLiveJournal(米Six Apartがサービスを提供)で開発されたもので、現在はOpenIDの知財管理やマーケティングを実施するNPO団体「OpenID Foundation」のもとで、さまざまな活動が進められています。OpenID Foundationで副会長を務める米Six ApartのDavid Recordonは、今年10月のWeb 2.0 Summit(米サンフランシスコ)、11月のWeb 2.0 Expo Berlin(独ベルリン)で、「ソーシャル・グラフ(Social Graph)」に関して講演するなどしています(関連記事:広報ブログ:OpenSocial API対応とSocial Graphについて)。

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