広報ブログ

シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。

Movable TypeがFacebook Connectに対応

シックス・アパートの関です。北京五輪が始まり、ワンセグTVを見ながら一喜一憂している人もチラホラ見かけるようになってきました。今日の午前中も、オフィスでは競泳男子100メートル平泳ぎが注目の的になっていました。みなさまのオフィスはいかがでしたか?

さて、前回の記事(Perlコミュニティへの貢献で、宮川達彦がWhite Camel Awardを受賞)から時間があいてしまいましたが、今回は7月23日のf8(Facebookの技術者向けイベント)での発表についてご説明します。ちょうど、本日(8月11日)の日経産業新聞3面に、Facebookの大きな記事が出ていますので、こちらも参考にされるとよいかもしれません。

FacebookのIDでコメント可能に

f8の基調講演では、米Six ApartのDavid Recordonが壇上に立ち、Facebook Connectを利用してMovable Typeのブログにコメントしたり、FacebookのプロフィールをMovable Typeのブログで再利用できることなどを、デモを交えながら説明しました。

プラグインは後日、シックス・アパートから公開される予定になっていますが、具体的には、次のようなことが、Movable Typeで構築したサイトで可能になります。

  • Facebookのアカウントで、Movable Typeのサイトにログインすること
  • Facebookで使っている名前や写真などを、Movable Typeのサイトで利用すること(ユーザーが希望した場合)
  • Facebook上の友だちに、フィードの更新情報として流すこと

などなど

複数のサービスやコミュニティをシームレスに連携

インターネット上には、SNSをはじめとしてさまざまなネットサービスが存在しており、ユーザーはサービスごとにIDやプロフィールなどの各種情報を管理・共有しています。しかし従来は、こうした情報は異なるサービス間ではやり取り・共有できなかったので、サービスごとにユーザーが再入力するなど、不便な状況でした。

こうした状況の中、プライバシーを守りながら、利便性を向上するために、さまざまな取り組みが進んでいます。OpenIDについては何度かこのブログでご紹介させていただきましたが、Facebook Connectへの対応も、こうした取り組みの一環になります。

シックス・アパートでは、ユーザーの利便性を向上するため、「オープン化」をキーワードに、オープンな仕様の策定・啓蒙や、製品への実装などを進めています。またこうしたインターネット上のコミュニティ活動を推進するために、多くの企業と共同で、Open Web Foundationを立ち上げました(Open Web Foundationについては、次回の記事でご紹介する予定です)。

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