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一般財団法人日本予防医学協会が MovableType.net を使う理由

一般財団法人日本予防医学協会様
心電図や尿検査など、検査結果の見方に関するキーワードが検索サイトで上位表示され、スマホ最適化もあいまって、数多くの流入につながりました

1960年の創業以来、職域健診の健康診断をベースに、企業や健康保険組合等に健康管理、健康経営推進に関するサービスを提供する一般財団法人日本予防医学協会。これまで内製で構築、更新、運用を続けてきた公式サイトをリニューアルし、サイト基盤にはSaaS形式で Movable Type(MT)を利用できる「MovableType.net」(MT.net)が採用された。導入の目的や経緯、効果等について、同協会 戦略本部 広報担当の田中友美子 さんと、金城孝典 さんにお話を伺った。

自前での構築、運用に限界

働き方改革、健康経営といったキーワードが注目され、企業は従業員の心身の健康を守ることが重要な課題となっている。一般財団法人日本予防医学協会は、企業の健康管理部門や健康保険組合等を対象に、健康診断や法律で定められたストレスチェック、いわゆるメタボ検診(特定健診)や特定保健指導などのサービスを提供している。

田中さんは「お客様は、企業の健康管理担当者、健康保険組合、それに健診を受診される受診者の方。こうしたお客様に対して協会のサービス内容を伝えるのがウェブサイトの役割」と述べる。

「団体の概要や健診をはじめとするサービスの紹介をはじめ、検査の問い合わせ、結果の見方についての問い合わせが多いので、それらをウェブサイト上で公開しています」(田中さん)

ウェブサイトは自前で構築し、運用を続けてきた。田中さんによると、「サービスが増えてきているものの、ウェブサイト上に紹介するコンテンツがあまりなかった。そこで、ウェブサイトのターゲットは誰かということを含め、整備する必要性を感じていた」とのことだ。

しかし、自前での構築、運用には限界があった。運用は2名体制、しかも本業との兼任で行っており、「更新頻度自体はそこまで高くないものの、デザイン面を含め、技術面にもリソース面にも限界があった」と田中さんは述べる。

そこで、サイト基盤にCMSを取り入れることでなるべくコストを抑えつつ、更新や運用の負荷軽減を図り、同時にデザイン面も刷新したいと考え、ウェブサイトのリニューアルに着手することになった。

豊富なデザインテンプレートと、セキュリティ面での安心感が決め手

リニューアルのスケジュールについて、金城さんは「2015年にリニューアルの話が出て、2016年夏頃からCMSの選定を開始した」と説明する。

「デザインは自前では限界があるので、当初は外部のデザイン会社への依頼を検討しました。加えて、運用の負荷を軽減するためにCMSを導入したいと考え、選定を開始しました」(金城さん)

手作業でHTMLを制作、公開していたときは、台風などで施設がクローズするなどの例外的な更新作業が必要なときも、「土日などに出勤して」リアルタイムで更新作業をしなければならなかった。社外から更新作業ができたり、予約、タイマー更新などの機能があるCMSを選定しようと考えた。

そこで、デザインと、CMSを使ったサイトリニューアルについてシステム会社に見積もりを依頼したが、「費用面で相当乖離があったため、自分たちでもCMSについて調べはじめた」と田中さん。

「調べていくうちに、CMSによっては標準でデザインテンプレートが用意されていることを知りました。これなら、外部にデザインをお願いしなくても、クオリティを保てるのではないかと考えました」(田中さん)

当初は、契約しているレンタルサーバーに MT を利用できるオプションがあったため、その利用を検討してみたが、「バージョン管理に懸念があったことと、用意されていたデザインテンプレートが少なかったため」候補から外したそうだ。

そこで、MT とWordPressを軸に、さらに検討を進めたところ、MT にはSaaS形式で利用できる MT.net があることを知る。MT.net に決めたポイントについて、田中さんは、「体験版のアカウントを作り、すぐにプロトタイプが作れた点」を挙げる。

「すぐにアカウントが開設でき、用意されているデザインテーマ(※)も豊富でした。当協会にイメージの近いデザインを選び、現状のサイトをそのまま当てはめた簡易的なプロトタイプをすぐに構築したところ、上長からも高評価を得て、その時点でほぼ MT.net で決まってしまいました」(田中さん)

また、レスポンシブデザインにも対応し、スマホ最適化も容易にできる点も選定の決め手となった。一方、MT のカスタマイズのポイントについては、シックス・アパートが主催するハンズオンセミナーにも参加。「MT タグをはじめ、デフォルトのテンプレートのカスタマイズに必要な知識を勉強することができ、自分たちでやりたいことができそうだとの感触を得ました」(田中さん)
※ MovableType.net のデザインテーマは、レスポンシブデザインで設計され、管理画面も運用時の作業を考慮してカスタマイズされています(テーマギャラリーはこちら)。

そして、クラウドサービス利用に際しての心配や懸念については、「セキュリティはクラウドの方が安心。セキュリティアップデートなどの保守もシックス・アパートが責任を持ってやってくれるので、むしろ安心できるポイントだった」と田中さんは説明する。

レスポンシブ対応も相まって、SEO効果を実感

リニューアルは、2016年9月頃から年末にかけて3カ月くらいかけてサイトを構築、2017年1月末にカットオーバーとなった。

構築時に注力したことについて、田中さんは、「サイトの見せ方とコンテンツの整理」を挙げる。

「もとのウェブサイトの課題に、企業と、エンドユーザー(受診者)の双方に、どんなコンテンツを見せるかというのがあり、リニューアルのタイミングで情報を整理し、足りないコンテンツを追加していく必要がありました」(田中さん)

デザイン面については「デフォルトのデザインテーマから、当協会に適したデザインを検討し、色味と、トップ画像についていくつかパターンを用意、関係者にレビューしてもらった」そうだ。

また、コンテンツの更新体制も整備。田中さんは「公式サイトは、ニュースが更新されていることが大事だと考えている。繁忙期と閑散期がある中で、月1回でいいから、何らかの更新があるサイトにしたかった」と説明する。

「MT.net には、メンバーを追加でき、メンバーごとに権限を付与できる機能があるので、全国に4カ所ある診療所のスタッフにアカウントを付与し、現地から直接、情報更新する体制を作ることができました」(田中さん)

こうして、MT.net を用い、オール内製でリニューアルしたサイトは、2017年1月から運用を開始した。リニューアルの効果について、田中さんはベーステーマのデザイン面での評価を挙げる。

「協会内から『どのデザイン会社に頼んだの?』とよく聞かれました。お客様からの評判も良く、特にスマートフォンでの閲覧にも対応したデザインが高評価でした」(田中さん)

金城さんは「アクセス数は大きく変わっていないものの、アクセスの約6割がスマホ経由。5、6年前の数字を見ると、約10%〜20%くらいだったので、大きく伸びている」と説明する。

また、SEO効果も感じている。田中さんは以下のように話す。

「検査結果の見方に関するページのアクセス数が上がりました。心電図や尿検査の数値の見方について説明したページは、検索キーワードで上位表示され、数多くの流入につながっています」

また、HTMLを手動で制作していたときは、全てのページにキーワードを一括で設定することも難しかったが、「月に1度配信するメールマガジンをサイト(ブログ)上でもアップする際に、メールマガジンで言及されたキーワードを容易にサイト側でも設定することができるため、これもSEO効果に寄与しているのではと考えている」と田中さん。

さらに、運用面でも、診療所のページの更新を現地に任せることで、情報の更新スピードが高まった。「診療所スタッフも、マニュアルを配付して、すぐに操作に習熟した」とのことで、たとえば、「混雑状況やレディースデイなどの予約促進につながる情報を、随時更新できる体制になった」と田中さんは効果を説明してくれた。

「お客様が見つけられる、問い合わせできる。契約につながる」サイトに

今後の展望について、田中さんは「サービスに関するコンテンツのさらなる充実」をポイントに挙げる。「お客様の課題、環境に適した“課題発見型”のコンテンツを制作し、ウェブサイトが営業ツールの一つとして機能するよう内容、動線を見直していきたい」と述べる。

また、メールマガジンのために栄養士や産業医、理学療法士などが執筆している独自性の高いコンテンツを活かして、営業支援につながるコンテンツマーケティングにも取り組んでいきたいとのことだ。

MT やシックス・アパートに期待することとして、田中さんは「比較的、欲しい機能が整っており、運用で困っていることはないため、とても助かっている」とした上で、「簡易的なアクセス解析ツールなど、シンプルで使いやすいツールがあるとよい」と要望を述べた。

また、金城さんは「MT.net を、クローズドな社内の広報ブログとしても使っている。今はベーシック認証だけだが、社内のネットワークだけで見られるように、IPアドレス制限をはじめとするセキュリティ機能があるとよい」とコメントした。

今後も「営業につながる公式サイト」をめざし、MT.net を安定的に使っていきたいと述べる両氏。今後も MT.net が果たしていく役割は大きくなるばかりだ。

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写真左から日本予防医学協会 田中友美子さん、金城孝典さん

事例データ

  • 使用した製品:MovableType.net
  • リニューアルサイトのオープン:2017年1月
  • MovableType.net採用の理由:SaaS形式で利用でき、豊富なデザインテンプレートを備え、かつセキュリティアップデートなど保守面での安心感が決め手に
  • どのような手ごたえがありましたか?:スマホ最適化をはじめデザイン面での評価が高く、SEO効果も実感。さらに、全国4カ所の診療所から直接情報を更新でき、運用負荷軽減も実現できた

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