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プレジデント社が MovableType.net を使う理由

株式会社プレジデント社様
スマートニュース対応やプッシュ通知、ワークフロー機能などにより、ブランディングから運用まで使い勝手の良いサイトになりました

サトウヨシヒロの仕事効率化」はプレジデント社が運営するウェブサイトだ。Excelをはじめとした「Microsoft Office」のプロフェッショナルであるサトウヨシヒロ(佐藤嘉浩)さんが、Excel初心者に向け、仕事の現場での「困りごと」を解決するTIPSを解説している。あえて出版社の色を出さずにユニークなコンテンツを発信する意図はどこにあるのか、また、サイト基盤としてのCMSに「MovableType.net」(MT.net)を採用した経緯、導入効果はどこにあるのか、株式会社プレジデント社 ブランド事業本部副本部長 兼 ブランド事業部部長の八尾研司さんと、サイト構築を担当した All Home Page 株式会社 代表取締役の藤まなみさんに話を聞いた。

ビジネスパーソン向けにExcelを使った「困りごと解決」を目的としたサイトを開設

佐藤さんとプレジデント社との出会いは、同社刊のムック本である『PresidentNext22 1日でマスター 統計入門』『マンガでわかる 1日で上達! Excel魔法の教室』などの監修を手がけたことがきっかけだ。

八尾さんは、「ムックの初版は2015年、その監修を佐藤さんにお願いしたが、当時は無名の人。たまたま彼のウェブサイトが私の目に留まり、コンタクトを取ったのがきっかけだった」と振り返る。

会いにいくと「Excelの全機能を使いこなせる」との説明を受けたという。生産管理の仕事に携わり、20年以上のExcel歴を持つ佐藤さんの「Excelに苦手意識がある人を救いたい」という一途な思いに触れ、書籍の監修を契機に、同社との関係は次第に深まっていく。

そんな佐藤さんが、Excelを使ったビジネスの課題解決支援に専念、起業することになった。八尾さんは「プレジデント社として、何かビジネス面でのサポートをしたら面白いのではないか」と考え、開設することになったのが「サトウヨシヒロの仕事効率化」だ。

八尾さんによると、同サイトの座組みは、プレジデント社が媒体社としてサイト運営の母体となり、実際のサイトの更新、運用は佐藤さんが行うというものだ。

「当社としては、媒体社のサイトであることは前面に出さず、あくまで佐藤さんを主役に、ビジネスパーソンや法人組織に対して、きちんと佐藤さんのビジネス価値を理解してもらうという位置づけです」(八尾さん)

コンテンツは、ムックに収録した「Excelまんが」など無料で読めるExcel機能の解説コンテンツを中心に、知っておくと便利なテクニックや、ちょっとしたExcelのコツを「すぐに使えるExcelテク」として紹介している。

こうしたコンテンツの更新を容易にするために、「佐藤さんにとって更新がしやすく、使いやすいウェブサイトにする必要があった」のだ。

複雑な要件にも対応可能な点が決め手となり、MT.netのスタンダードプランを採用

All Home Page にサイト構築の相談があったのは2018年11月頃。当初のヒアリングでは、あまり特別な機能は必要とせず、規模も予算もおさえて構築・運用したいとの事だった。そこで藤さんは、低価格でありながらも、安心のセキュリティと高い機能性を持った MT.net のライトプランをベースとして構築することを提案した。All Home Page は MT.net を利用した構築事例がとても豊富だからだ。藤さんは、要件や要望をプレジデント社の担当者と何度もやりとりを重ねながら構築に着手した。

小規模なサイトで、掲載するマンガ画像も通常の画像のように縦に並べるという方向で話が進んでいたが、藤さんはスマートフォンからの閲覧を考慮し、「アプリと同じような体験でマンガを読めるようにしたい」と考える。通常、右にスライドするスライダーを利用して、フリックで左に読み進められるようカスタマイズした。

さらに、更新・運用がしやすいように徹底的に構造設計にこだわり、編集項目の新設・追加を実装。「クライアントの最大の利益を常に考える」と藤さんは言う。そして2019年1月中旬、プレジデント社からの細かいデザイン修正指示を含むカスタマイズを終え、当初の予定より大きく柔軟な拡張性を持ち、更新性に優れたサイトに仕上がった。

公開間近と思われた2019年2月に入ると、プレジデント社から新たな要件の追加があった。このあたりのサイトの目的見直しの経緯について、八尾氏は次のように述べる。

「佐藤さんのサイトの“本当の顧客”は法人顧客だと考えています。業務システムに課題を抱えている中堅、中小企業の中には、高額なライセンス料を支払って、オーバースペックのシステムを使っている企業があります。そうした課題の多くを、Excelの持つ機能で解決できるというのが、佐藤さんの提供可能な価値だからです」(八尾さん)

佐藤さんは、実際にExcelを使った業務システムの開発のスキル、実績がある。実際に、「当社の著者である弁護士さんに声をかけたところ、興味を持ってもらえ、若手経営者を対象とした業務システムの悩み相談会を開催することも決まった」と八尾さんは話す。

つまり、個人のビジネスマン向けに、Excelのテクニックを解説するコンテンツポータルという役割だけでなく、法人向けに、業務システムの課題に関する相談会などを開催し、その集客などもウェブサイト上で行える機能を搭載していくことが必要だった。

そこで、法人企業の「会員組織化」を一つのゴールとして申し込みフォームなどの機能を追加。また、集客のためにニュースアプリ「スマートニュース」向けにフィード配信する機能を実装したいという要望もあった。

こうした要件を受け、藤さんは、MT.netの「スタンダードプラン」へのバージョンアップを提案する。

ウェブサイトの特徴的な機能としては、上述したまんがコンテンツのスライダー機能があったが、スマートニュース向けのフィード配信機能については「MT.net の独自タグを駆使し、スマートニュースの仕様に合わせたテンプレートを作成した」という。

さらに、スタンダードプランに上げたことで「PWAによるプッシュ通知」と「ワークフロー機能」の利用も提案した。

PWAとは、ウェブサイトをネイティブアプリに近い感覚で利用できるようにする技術で、キャッシュを利用したオフライン時の閲覧や、Webプッシュ通知の送信などに対応できる。「通常、実装が技術的に難しいPWAですが、MT.netには実装をサポートする機能が付いているため、比較的簡単に実現できます。近い将来iOSがPWAに対応する事で、ウェブサイトへの実装が急激に進むと考えています」と藤さん。

ワークフロー機能については、佐藤さんが遠隔でコンテンツを更新、プレジデント社で承認、公開という体制を整備するのに必要なものだった。八尾さんは「更新ペースはだいたい、週2本くらいで行っている」と説明する。

こうした先進機能を備えたウェブサイトは2019年4月なかばにオープンした。

集客から申し込みまでの動線作りは成功、さらなる改善に向けた試行錯誤を継続中

公開後の効果について、八尾氏は「サイトへの集客からセミナー申し込み誘導までの動線づくりができた」とのポイントを挙げる。

スマートニュースへのフィード配信により、ExcelのTIPS記事に興味を持った多くのモバイル読者がサイトに訪れている。「今後は、プレジデントオンラインにもバナーを掲出、宣伝用の記事を制作するなどして、PC経由での集客も増強していくことを考えている」と八尾氏は述べる。

とはいえ、サイトはまだまだ試行錯誤の段階だ。たとえば、当初、企画した個人のスキルアップをテーマにした有料セミナーは、「サイトへの集客はあったものの、肝心のチケットが思うように売れなかった」という。

「これは、佐藤さんの知名度がまだ高められていないことも要因の一つとして考えられます。ですから、今後は知名度向上に加え、法人向けに、口コミを中心に地道に集客を行い、セミナー開催を通じて、業務の課題を解決するという実績を重ねていくことが重要だと考えています」(八尾さん)

こうした施策を軸にした試行錯誤を重ねることにもMT.netは適している。「MT.netはデザインが白紙の状態から自由に構築ができ、今回の『サトウヨシヒロの仕事効率化』も要望を元にゼロから作りました。だからこそ、変化していく実態に合わせてサイトの内容を自由に改善が可能です。スマートニュースのフィード配信についても、解析結果を踏まえ、何件配信するか、どのニュースを配信し、どのニュースを除外するかという一つひとつの複雑な設定が行えます」と藤さんは話してくれた。

「中堅、中小企業に向けたシステム改善」事例集としての進化に期待

今後は、佐藤さんの「Excelをうまく使えば仕事が効率化できる」という思いに沿い、ビジネスパーソンや法人組織の課題を解決していくことが、「佐藤さんのためにもなるし、結果的に私たちのビジネスにもつながる」と八尾さんは語る。

「ビジネスの観点からは、口コミを広げていくことと、実際にExcelを使ってビジネス課題を解決する事例を作り、ウェブサイトには中堅、中小企業のみなさんの役に立つ事例集が蓄積されていくという風に変わっていけたらと思います」(八尾さん)

これまでの感触から、「中堅、中小企業に向けた相談会」から実際にシステム開発を佐藤さんが請け負っていくビジネスモデルは、「潜在的なニーズは高く、ビジネスとしてスケールしていけると信じている」と八尾氏は述べる。

プレジデント社としても、相談会のスタイルやメニュー、あるいは適正な価格体系や利益分配などの枠組みを整備し、佐藤さんのビジネスをバックアップしていくつもりだ。

そして、All Home Page について「振り返ってみると、相談しやすいパートナーだと思う」と総括してくれた。

「私たち出版社は、出版物を世に出すために、著者をはじめ外部から多くの力を借ります。外部のパートナーとの仕事で助かるのは、やはり相談がしやすいということ。All HomePage はこちらの難しいリクエストにも的確に、迅速に応えてくれるので、この先の展開に対しても、柔軟に対応してくるパートナーとして期待しています」(八尾さん)

また、MT.net、シックス・アパートに対しては「機能面では何も心配していない」と述べた上で、信頼できるCMSとしての機能を、今後も安定的に提供して欲しいと締めくくってくれた。

佐藤さんのビジネスがさらにバージョンアップしていくために、All Home Page と MT.net が果たすべき役割は今後、ますます大きくなっていくに違いない。

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写真左から All HomePage の藤さん、プレジデント社の八尾さん

事例データ

  • 使用した製品: MovableType.net
  • 制作を担当したのは: All Home Page 株式会社
  • サイトのオープン: 2019年4月
  • サイト開設の目的: “Excel王”ことサトウヨシヒロさんのブランディングと、ビジネス価値を理解してもらうことを目的に
  • どのような手ごたえがありましたか?: スマートニュースへのフィード配信などによって、集客からブランディングへの動線づくりができた。拡張性も高く、機能追加などを柔軟に行えた

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