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Berkeley DBからSQLデータベースへの移行

Berkeley DBを使った既存の環境を、MySQL、PostgreSQL、SQLiteを使った環境に移行する方法は、次のとおりです。

  1. Movable Typeのアップグレード

    既存の環境が以前のバージョンであった場合、最初にMovable Typeのアップグレードを行います。最新のバージョンを使っている場合は、この手順をスキップしてもかまいません。

  2. データベースファイルのバックアップ

    移行の作業中、万が一に失敗したときでも復旧できるように、データベースファイルを次のようにバックアップします。

    $ tar -zcvf backupdb.tar.gz /var/www/mt-db/*
  3. 移行先のデータベースに対応したPerlモジュールをインストール

    移行先のデータベースに対応したPerlモジュールをインストールします。

    • DBI(すべてのデータベースで必要な共通モジュール)
    • DBD::mysql(MySQLを利用する場合に必要なモジュール)
    • DBD::Pg(PostgreSQLを利用する場合に必要なモジュール)
    • DBD::SQLite(SQLiteバージョン3を利用する場合に必要なモジュール)
    • DBD::SQLite2(SQLiteバージョン2を利用する場合に必要なモジュール)
  4. 移行先のデータベースに対応した環境を設定

    移行先のデータベースに対応した環境を設定します。環境の設定の詳細は、別節を参照してください。

  5. 移行スクリプトを実行

    データベースの移行スクリプトmt-db2sql.cgiを実行します。たとえば、CGIPathをhttp://www.example.com/cgi-bin/mt/に設定している場合、mt-db2sql.cgiは次のURLで実行できます。

    http://www.example.com/cgi-bin/mt/mt-db2sql.cgi

    データベースの移行が正常に終了した場合、次のメッセージが画面に表示されます。

    Done copying data from Berkeley DB to SQL database! All went well.

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