Movable Type Enterprise 1.5 マニュアル: 公開の設定／アーカイブ・マッピング

パーマリンクの設定

パーマリンクとは、1つ1つのエントリーに対する固定されたリンクです。多くの場合は、個々のエントリーページ、つまり「エントリー・アーカイブ」のURLがパーマリンクとして設定されていると思います。しかし、個々のエントリーの独立性が低いタイプのブログをデザインしている場合には、日付アーカイブの中の個々の記事がパーマリンクとなったり、カテゴリー・アーカイブの中にパーマリンクを設定したいこともあります。そのような場合には、このページでパーマリンクを設定するアーカイブの種類が選べます。変更はいつでもできますが、既に外部からリンクされている場合には、パーマリンクを変更するとその記事にたどり着けなくなることもあることに注意してください。

[アーカイブの拡張子]

アーカイブ・ファイルの拡張子を指定します。先頭の「.（ピリオド）」は入力しないでください。通常は「html」で構いませんが、SSIを使いたい場合は「shtml」、phpを使いたい場合は「php」などと変更します。全体的に統一してしまいますが、この下の設定にある「アーカイブ・マッピング」で指定すれば、アーカイブの種類ごとにファイルの拡張子を変えることも可能です。

[再構築オプション]

Movable Type Enterpriseが自動生成するHTMLについて、ダイナミック・パブリッシングを利用するかどうかについて、次のオプションから指定できます。

• すべてをスタティックHTMLで出力
• アーカイブのみダイナミック・パブリッシングで出力
• テンプレート別に、「スタティックHTML」もしくは「ダイナミック・パブリッシング」を選択

アーカイブ・マッピング

ここでは、どのアーカイブ・テンプレートを、どのようなURL形式で出力するかを設定します。つまり、それぞれのページのファイル名をどのようにするかを詳細に決めることができるのです。URL形式は、リストやテンプレート・タグを使って設定もできます。このマッピングによって、同じ種類のアーカイブに複数のテンプレートを割り当てることができます。ファイル名の設定は以下のとおりです。

また、独自のカスタマイズで設定することも可能です。ここでは<MTArchiveDate><MTEntryKeywords>など、一部のテンプレート・タグを埋め込むこともできます。このとき、日付タグのフォーマットも使えます。ただし、<MTEntryDate>タグは使えないので、<MTArchiveDate>を使うようにしてください。

なお、初期設定は以下のようになっています。