Movable TypeのデータベースにSQLiteを利用するには、次のように設定します。
別節で決定したデータベース・ディレクトリを作成します。Movable Typeをcgiwrapまたはsuexec下で起動していない場合は、データベース・ディレクトリへの権限を次のように777に設定します。これで、システムのすべてのユーザーが、Read(読み取り)、Write(書き込み)、およびExecute(プログラム実行)の権限を持つようになります。
$ chmod 777 mt-db
データベースにアクセスするための情報を、次のように設定します。実際に設定する値は環境に依存して変わります。詳細はシステムの管理者に確認してください。
そのままでかまいません。
ObjectDriver DBI::sqlite
Movable Type用のデータベースの名前を、絶対パスで設定します。
Database /var/www/mt-db/mt.db
ダイナミック・パブリッシングを利用したい場合は、SQLiteのバージョンは2.xにする必要があります。この値が1になっていると、Movable TypeはSQLite 2.xを利用します。その際には、DBD::SQLiteではなくDBD::SQLite2を利用する点に注意してください。
なお、この値を1にせずにMovable Typeをインストールした場合、あとからこの値を1にしてSQLite2に変更することはできません。変えたい場合は、いったんSQLiteデータベースのダンプを取り、SQLite2へリストアする必要があります。
UseSQLite2 1