Movable Typeの設定 (Sunプリインストール・モデルセットアップ)

rootユーザとしてログイン

設定したパスワードを利用し、root ユーザでログインをして下さい。

ウェブ・サーバー設定ファイルの編集

次にウェブ・サーバーの環境設定をおこないます。ウェブ・サーバーの設定ファイルhttpd.conf内に記述されているServerNameに続く、サーバー名をホスト名と同一にします。この手順の例では、ホスト名がmtserverとしています。

# hostname 
mtserver
# cd /etc/apache2/
# vi httpd.conf 

#
ServerName sol10
↓
#
ServerName mtserver

また、ご利用の環境にあわせて設定ファイルを編集してください。

ウェブサーバーの起動

このプリンストール・モデルでは、ウェブサーバーを自動起動する設定をしていません。ウェブサーバーを起動するため、svcadmコマンドを実行して下さい。起動後に svcsコマンドでSTATEがonlineになっていることを確認してください。svcadm と svcs と Solaris10 のサービス管理機能 Service Management Facility で使用するコマンドです。

# svcadm enable apache2
# svcs apache2
STATE          STIME    FMRI
online         19:56:37 svc:/network/http:apache2
#

PostgreSQL用ユーザのパスワードの設定

PostgreSQLユーザであるpguserのパスワードを初期設定から変更します。pguser の初期のパスワードはpgpasswordとなっています。

# passwd pguser 
新しいパスワード: 
新しいパスワードを再入力してください: 
passwd: pguser のパスワードが変更されました

PostgreSQLデータベースの起動

次の手順で、PostgreSQLデータベースを起動します。

# su - pguser 
Sun Microsystems Inc.   SunOS 5.10      Generic January 2005
-bash-3.00$ pg_ctl start 
postmasterは起動中です。
-bash-3.00$ LOG:  could not bind IPv6 socket: Cannot assign requested address
HINT:  Is another postmaster already running on port 5432? If not, wait a few seconds and retry.
LOG:  database system was shut down at 2007-04-04 17:15:07 JST
LOG:  checkpoint record is at 0/33FD9C
LOG:  redo record is at 0/33FD9C; undo record is at 0/0; shutdown TRUE
LOG:  next transaction ID: 590; next OID: 16386
LOG:  next MultiXactId: 1; next MultiXactOffset: 0
LOG:  database system is ready
LOG:  transaction ID wrap limit is 2147484146, limited by database "postgres"

-bash-3.00$ pg_ctl status 
pg_ctl: postmasterが稼動中です(PID: 882)
/usr/bin/postgres
-bash-3.00$ exit
logout
#

Movable Type の開始

次の URLへアクセスをして、問題なく Movable Type が問題なく稼働していることを確認します。なお、この手順の中では、ホスト名を mtserver として指定しています。

http://mtserver/cgi-bin/mt/mt.cgi

これで Movable Type を Solaris10 上で稼働させるための設定は完了しました。これより先は Movable Type のドキュメントを参照ください。

マシン停止時の操作

マシンを停止する際に実行する操作は次のとおりです。

ウェブ・サーバーの停止

rootユーザで svcadm コマンドを使用して停止します。停止後に svcsコマンドでSTATEがdisabledになっていることを確認して下さい。svcadm と svcs と Solaris10 のサービス管理機能 Service Management Facility で使用するコマンドです。

# svcadm disable apache2
# svcs apache2
STATE          STIME    FMRI
disabled       16:22:54 svc:/network/http:apache2
#

PostgrSQLの停止

pguserユーザで PostgreSQL を停止します。

-bash-3.00$ pg_ctl stop
LOG:  received smart shutdown request
postmasterの停止を待機しています....LOG:  shutting down
LOG:  database system is shut down
完了
postmasterは停止しました
-bash-3.00$

Movable Typeの設定 (Sunプリインストール・モデル セットアップ)

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