北海道内の大学バスケットボール部が加盟し年に2度開催する大会のスケジュールや試合結果を掲載するウェブサイトです。大会へのエントリーや組み合わせ表の掲載など、関係者向けの情報も掲載しています。

もともとウェブサイト上でエントリー用紙などをダウンロードできるようにしていましたが、ブログやCMSなどを利用していなかったので、試合結果などをタイムリーに掲載することができず、ウェブサイトの運営そのものが負担になっている状況が見られました。そこで、CMSによる運営を提案し、今回のリニューアルとなりました。

ご担当者様が Movable Type を利用した経験があり、操作に慣れているので、できれば同じように Movable Type でウェブサイトを運営したいと相談を受けていました。ただ、団体のため、あまり制作費用をかけられず、また運用におけるコスト（費用面だけではなく人的・作業的負担も含め）もかけられないという条件がありました。

お客様の視点では、管理画面の操作性、そして運用を始めるにあたっての費用的負担が少ないことが決め手となりました。また、制作会社である我々としては、サーバーメンテナンス／CMSのバージョンアップをシックス・アパートさんにお任せできることで、お客様が安心して長くウェブサイトを運営できると思えたことも大きな理由でした。

ソフトウェア版の Movable Type に比べ、利用できるMTタグに若干の違いがあったりと、慣れるまでは少しだけ違和感がありましたが、苦労と思うほどのことではありませんでした。

レスポンシブデザインを採用しているので、加盟している大学さんからは、これまでより最新情報がわかりやすく見やすくなったと好評をいただいています。また、新着情報の更新を担当されている方からは、操作性が高く扱いやすいと伺っています。

サービスが正式に始まってからこれまでの数カ月で、便利な機能が次々と追加されるなど、その成長ぶりが楽しいです。

弊社のように地方で直接お客様とやりとりとしている制作会社にとっては、お客さまの予算感やご要望もさまざまであり、中には予算的にも時間的にも最小限でなんとかしたいという相談を受けることもあります。

オープンソースCMSと、その無償テーマなどでサイトを構築することはできても、運用面までを考えた時に、そのようなお客様に安心してご提案できるものがこれまではほとんどありませんでした。

このサービスが生まれたことで、そのようなお客様にも自信を持ってWeb施策をご提案することができると考えており、MovableType.net には、ぜひこのペースで成長を続け、もっともっと利用したくなるような魅力的なサービスになって欲しいと思っています。

今後も Movable Type はもちろん、MovableType.net での構築事例も増やして、これらを利用してウェブサイトを作るなら「まずはジャクスタポジションに相談だ！」と言われるようになりたいと思っています。