Blog on Business

2007年11月01日

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「日立ハイテクフィールディング」がMovable Type Enterpriseを使う理由:前編

情報投資の一環としてブログを導入し、CS向上につなげる

各種分析装置をはじめ、研究開発・産業・医用・半導体製造関連など、最先端分野における装置の保守サービス、並びに関連部品の販売を手がける日立ハイテクフィールディングは、全国各地で活躍している社員を対象にMovable Type Enterpriseをエンジンとしたイントラブログ製品「SKYARC Enterprise Intrablog」で、イントラブログ「HFD Business-Blog」を構築、2007年5月より運用を開始している。

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日立ハイテクフィールディングは、Movable Type Enterpriseでイントラブログを運用している

■SNSの要素も含んだイントラブログ
2007年5月に運用を開始した「HFD Business-Blog」は、2007年10月現在総社員数の約3分の1にあたる約400人が参加している。
システムは「医用」、「ロジスティクス」、「2007年新人」といったコミュニティと呼ばれるグループ(2007年10月現在11のコミュニティがある)に分割されており、ブログを利用する社員は、希望するコミュニティに登録し参加している。

コミュニティ内にあるのは個人のブログではなく、お客様の要求に即応するための「部品の融通」、「新入社員コミュニケーションの活性化」といったテーマごとに分類されたブログだ。コミュニティに参加しているユーザーはそれらのブログに対し閲覧及びコメント、記事の投稿ができるような仕組みになっている。ブログにSNSなどの要素を巧みにプラスした運用形態だ。

システムは情報システム推進部がリーダーシップを取り、ProNet会員(Six Apart ソリューションパートナー)である株式会社スカイアークシステムの協力で構築・運用されている。

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「HFD Business-Blog」のトップページ。上部のタブが「コミュニティ」で、ユーザーによって参加できるコミュニティは異なる

■ブログでストレス発散。新人の離職防止策にも!
日立ハイテクフィールディングでは、顧客の装置に対するきめ細かいサービスを常時行う必要があるため、必然的にサービスエンジニアと呼ばれる技術者が全国の事業所で活動している。

取締役財務本部長の辰己友一さんは、イントラブログの導入は遠距離にいる社員同士のコミュニケーションを円滑にし、技術ノウハウや顧客の情報を共有して、CS(顧客満足度)向上のための情報投資の一環だと語る。

「私どもは製造業ではなくサービス会社ですので、人や情報インフラに対する投資が中心になります。イントラブログは、社員同士のコミュニケーションを密にすることによって1人ひとりの能力を高めることが大きな目的の1つです」。

例えば、医用機器を担当するサービスエンジニアが集まる「医用コミュニティ」では、全国で活動しているエンジニア同士で、緊急に必要な部品の情報やトラブル対応のアドバイス等について、活発なコミュニケーションが行われている。

「ロジスティクスコミュニティ」では、エンジニアと部品の管理を担当するロジスティクス担当者がコメントを通してやりとりを行い、納期の厳しい発注部品の対応策など、最新の情報をお互いに共有している。以前は担当者同士が電話やメールを使って行っていた業務が、ブログを使うことによって当事者以外にも共有されるため透明度が上がり、協力しやすくなりとても好評だそうだ。

また、今年度の新入社員のみが参加できる「2007年新人コミュニティ」もある。2007年度入社の安藤さんによると

「新入社員は全国に配属されます。会社生活や仕事に対する不安をブログで同期と共有し、"一緒にがんばっていこう!"という目的で利用しています。上司はブログを読めないので、自由にのびのびと意見交換をしています。
私たちの世代は、ブログなどに慣れているので、例えば出張のレポートを写真入りで詳細に紹介するなど、楽しく使っています。今はまだプライベートの話題が多いですが、だんだん仕事に関連する話も増えてきました」。

また、「新人コミュニティ」には情報共有以外にも隠れた目的があるそうだ。

「ブログには社員の離職を未然に防ぐという目的もあります。一般に、新入社員の3割は早期に離職するというデータがありますが、人材を採用するには多くのコストがかかります。簡単に辞められてしまうと経営が成り立ちません。ブログを利用することによってストレスのはけ口を作り、同期の横の連携、チームワークの向上、さらには待遇の改善につながれば、と思っています。」(辰己さん)。

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新入社員コミュニティでは、各地の新入社員たちが仕事やプライベートの話題などを投稿している

ブログ活性化のための施策とは?
↓↓↓
後編に続く

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