広報ブログ

シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。

シックス・アパート、「プレミアムフライデー」ではなく「プレミアムエブリデー」宣言

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こんにちは、広報のことぶきです。

花金ならぬ「プレミアムフライデー」が、今週末からはじまります。

プレミアムフライデーとは「月末の金曜は早めに仕事を終えて、ちょっと豊かな週末を楽しむ」ことを推奨する、政府・経団連連携の「プレミアムフライデー推進協議会」主導のキャンペーン。消費喚起と働き方改革を兼ねた取り組みで、話題になっています。プレミアムフライデー初日となる2月24日には、消費を喚起したい旅行・外食・販売・美容産業などのサービス提供企業がさまざまなイベントやセール、特別プランなどの企画を準備しています。

一方、私たちのような、サービスを受ける側の会社員とその所属する企業から見たプレミアムフライデーのメリットは、以下の2点です。

1. 月1回の早上がりをきっかけにした、業務生産性向上への意識改革

月末金曜日のみ15時に早上がりということは、月に3時間分の業務時間が減ります(経団連の方曰く、業務時間が減った分「他の日に仕事量が増えれば本末転倒」とのことです)。1日8時間 x 月間営業日をざっくり20日間と考えると、月に160時間の業務時間になります。ここから3時間、つまり約2%、業務効率を向上せねばなりません。プレミアムフライデーをきっかけに、自動化できる作業や緊急度も重要性も低い不要な作業を見つけるなどして、業務効率化に繋げることを、推進する企業は期待しています。

2. 健康や家庭のための時間を休日から平日へシフトし、休日を有効活用

平日の日中をオフィスで過ごす会社員にとって、健康や家庭のためのプライベートな用事に使う時間を平日に確保するのは大変です。溜まったプライベートな用事を土日に押し込めてしまうと、休日に「休む」ための時間を確保できません。

プレミアムフライデーの月末の金曜だけでも早く帰ることができれば、それまで週末に押し込めていたやりたかったことの一部を実行できます。その分、休日にはゆっくり休みをとれますね。


と、考えると「プレミアムフライデー」って、シックス・アパートが「SAWS」と名付けて実践しているテレワークを主体とした働き方と共通するところが多い気がしてきました。

SAWS(Six Apart Working Style:サウス)とは、いつでも自由な場所で働くことができる取り組みです。出社するのは、来客や直接のコミュニケーションが必要なブレストの会議など必要な時だけでOK。それ以外は自宅やコワーキングスペースなど、自分にとって都合の良い場所で働くことが出来ます。働く場所も時間もある程度自由。きちんと必要な時にコミュニケーションが取れて、チーム内での自分の役割を理解し成果を出すために動けていれば良いので、こんな働き方もアリなのです。

  • 早朝、ランニングしてから家でシャワー浴びたらすぐ仕事。早めに業務開始し、早めに業務終了
  • 朝一、家族の通院に付き添って、家まで送り届けてから出社
  • お昼休憩を長めにとって、近所のプールでスイミング、その後図書館に移動して仕事
  • 午前中は家で仕事して、昼は他社の方とランチMTG、その後はオフィスへ
  • 午後に小一時間ほど抜けて、子どもの学校のボランティア活動に参加
  • 夕方早めに仕事を上がって、空いている時間に地元でヘアカットや買い物に
  • 週末に実家に帰省し、翌週まるまる実家から仕事
  • 休みを長めにとってリゾートへ。基本はお休みだけど、必要な日だけは勤務日に切り替え
  • もちろんオフィスの方が働きやすい人は、普通に毎日出社もOK

オフィスにいる時間ではなく成果重視の評価のため、ひとりひとりが生産性向上をより意識するようになったこと。平日の日中も必要に応じてプライベートの用事を進められるため、休日をゆったりと過ごせること。つまりプレミアム"フライデー"のメリットを、すでに私たちは"毎日"享受できていたのでした。

というわけで シックス・アパートは、「プレミアム"フライデー"」ではなく、「プレミアム"エブリデー"」です。毎日3時間早く帰るわけではありませんが、通勤をほぼ不要にし、平日の時間を有効活用することが、より良い暮らし方・働き方を作っていくと考えてSAWSを実践しています。私たちは、生産性向上とライフワークバランス改善のための「プレミアムフライデー」の趣旨に賛同し、私たちのやり方で働きやすさを改革していきます。

シックス・アパートの働き方改革「SAWS」については、今後もこの広報ブログで情報発信していきます。興味のある方は最新情報を投稿しているFacebookページをフォローしてください。

また、メディアからのお問い合わせは、広報までお願いいたします。

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