広報ブログ

シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。

どこで働いてもOKだから「思いつきで、温泉宿行って仕事してみた」ITチームの二人が気づいたこととは? [SAWSインタビュー]

こんにちは、広報のことぶきです。

2月後半のとある金曜日のおやつ時。メルマガの管理について質問があって、SlackでITチームの草野に声かけたんです。いくつかのやりとりで問題解決した後、彼がこんなことを言いました。

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え?

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> ただいまIT合宿帰り@伊東温泉 <
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合宿帰り!? ITチームの二人、合宿してたの?今さっきまで伊東温泉にいたの?うらやましい!!話を聞かせて!

ということで、会社のネットワークやメールなど業務システム&製品のインフラを支える縁の下の力持ち、ITチームの草野と三浦の二人に聞いてみました。彼らが現地で撮ってきたいくつかの写真とともにお届けします。

ITチームの2人について

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草野
IT/MIS(経営情報システム) のマネージャー。会社のインフラから、DNSやメールの構築・運用を担当。

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三浦
ITエンジニア。製品サーバーなどのインフラ構築・運用支援などを担当。

インタビュー本編

ーー二人、合宿行ってたの知らなかったよ〜!いいなあ。どんなきっかけで行くことにしたの?

三浦:わりと思いつき?

草野:思いつきだねー。僕らは二人とも、ほとんど家で仕事していて。

三浦:リモートに慣れてきたんだけど、ちょっと煮詰まり気味で。

草野:週に一回Slackのボイスチャットでテレカンするんだけど。その時に、二人だけだしなんとなく集まるきっかけ無かったけど、たまには顔つき合わせて久しぶりに仕事したいねってなって。

三浦:そうだね、会社の引っ越しやSAWSのためのインフラ整備なんかの重たい仕事が一段落したので、春前に一気に溜まってた細かいタスクを片付けたいなと思ってたんだよね。

草野:で、そういえば、会社の健康保険([ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合)の保養施設の宿めっちゃ安いし、宿にこもって文豪ごっこしたいみたいなこと言ったら、じゃあ二人で行ってみるかって話になったと覚えてる。

三浦:SAWS以前の、オフィスに毎日出社してた時も、会議室にこもって一気にタスクを片付けるってことはよくやっていたので、そのノリもあったかな。

草野:そう。その場で健保のサイトから、良さそうな宿と空いてる日を調べて、木・金の一泊二日で申し込みしました。

三浦:ホテルハーヴェスト伊東に決めたのは、健保のサイトで宿の写真をいくつか見て、仕事しやすそうなラウンジがあって、部屋にも机があったから良さそうかなと思って。

草野:そして旅行の費用は、SAWS手当(毎月全社員に定額が支給されている、リモートワーク環境構築を支援する手当。通信費やコワーキングスペース代など自由に使える)を充当しました。

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ーー思いつきから予約完了までのスピード感がすごい!

三浦:当日は、午前中のテレカンが終わったあと出発して、16時ごろ現地着だったね。

草野:行きは車に相乗りで行ったんだけど、海見えたら、やっぱり意味不明にテンション上がったなと。僕助手席に乗ってたから「わ~海だ!」ってね。アホみたいだけど。「水しぶきすげぇ」とか。

ーー二人、仲良しだな。

草野・三浦:特別な関係ではありません。

ーーはい。社内には、合宿することは伝えてから行ったの?

草野:上司に伝えておいた以外には、近くにいた人に雑談のネタとして話したくらいで、みんなに対して「この日、合宿します」みたいなアナウンスはしなかったな。

三浦:ネットワークも通じるし、運転してない方はSlackも見てたしね。

草野:家にいても伊東にいても、同じように業務する予定だったし。

三浦:SAWSの肝である「外からでも安全に働けるシステム」を作ってるのは自分たちなんで、どこからでもリモートワークが問題なくできるのわかってるというのもありますね。できないならば、それは自分たちの問題だし。

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ーー心強い。で、景色も良くて気分爽快なホテルからの仕事ははかどりましたか?

草野:ぼちぼち。

三浦:そこそこ。

ーーえ〜。せっかく遠出して合宿じゃなかったの?

草野:進めたい業務は決めて行ったんだけど半分しかできなかったんだよね。理由はいくつかあって。1. 一泊って全然時間ない 2. 告知しないで行ったので普通に仕事が振ってきて、決めたことだけやってられなかった。

三浦:まさに。場所を変えただけで、日常が続いてるので合宿状態にならなかった。物理的に離れているのはみんな同じだからね。

ーーたしかに、私がいつも通りメルアド管理の質問したみたいに、いつも通りの社員からの問い合わせもたくさん来るよね。

草野:集中する環境を作るために必要なのは、場所じゃなかった。僕が伊東にいるって知らないひとは普通に連絡してくるし、こっちも普通に対応するしね。その意味で、思ってたのと違ったというのはあります。贅沢な話だけど。

ーー「この日は合宿中なので、緊急性の低い物は翌日対応します」みたいなアナウンスをしてから行けば良かったのかな?

草野:今回は思いつきで行ってみただけなので、気楽な分とトレードってことでいいかなと思ってます。

三浦:自分の方も、草野さん作業に巻き込まれてやりたいことを全部は出来なかったけれど、久しぶりに顔を合わせて相談したり、やり方の共有が出来たのは良かった。

草野:目の前にいると、相談とか確認とか単なるつぶやきみたいな雑談とか喋っちゃうのだけど、それもそれでよかった。Slack に書くほどでもないことってたくさんあるなと思った。

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ーー仕事と休暇のバランスはどんな風に?

草野:宣言する。「夕焼け見ながら風呂に入りたいから、おれ温泉行く」みたいな。

三浦:そうそう、いつも通りの時間感覚で働きつつ、イレギュラーなことがあれば言ってから行くという感じで。

ーー移動時間は旅気分。通常の営業時間は仕事して、夕方ふらっと温泉。最高じゃないか。

草野:ごはんうまかったなぁ。

三浦:うまかった〜。

ーー写真希望。

三浦:あ、、、ない。

草野:ない。キンメの煮付けがおいしかった。

ーー......ごはんの話、もうよそう。仕事はしやすい環境だった?

草野:到着日と翌日は、ラウンジではこんな感じで仕事してました。

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三浦:コンセント刺すとこもあるし、無線もある。

草野:ラウンジ、居心地よかったよね。平日の日中だし、普通のひとは観光行ってるから貸し切り状態だった。

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ーーいいなあ。また、合宿やりたいですか?

草野:やりたい。今回はあまり考えず勢いにまかせすぎた。1泊じゃ時間想像以上にたりないことがわかったので、次回は中日にがっつり仕事できるよう2泊したい。

三浦:そうだね、今回はお試し的な意味でもあったからね。次は日頃できないことを進めるべく、きちんと課題を定めて行きたい。

草野:あと、仕事場所も部屋じゃなく、ラウンジが使えるのは良かった。

三浦:「思いつきで遠出して、普通に仕事できた」というのが今回の収穫だったなあ。またやりたいです。次は、もうちょっとだけ計画的に。


以上、いつの間にか温泉に行って仕事していた草野&三浦のITチームの二人のインタビューでした。

思いつきでふらりと旅立って、違う場所で働くことが出来るのはSAWSのいいところ。自分のやるべき仕事さえできれば、場所や時間に極力縛られない働き方です。一方で、みんながリモートだからこそ、自分が場所を変えただけでは「こもって集中作業状態」にならないのがSAWSの難しいところでもある、ということを二人の話から実感しました。「一人集中仕事」をしたいのであれば、その旨を宣言して、SlackをOFFにすればいつでもできます。二人も「集中仕事」は進められなかったけれど、久しぶりに対面で働いてみてSlackに流れない情報共有できた点が良かったようです。

「普段は全員リモートだけど、あえて用事を作って集まって仕事してみる」という働き方、広報としても企画していこうと思っています。これって、毎日オフィスに集まって仕事している普通の会社とは、逆の発想かもしれませんね。

他にも、これはと思った働き方をしている人に話を聞いていく予定です。
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