導入事例

デコジャパン株式会社 コーポレートサイト - Movable Type ソフトウェア版 導入事例
岡崎市民会館 公式サイト - Movable Type ソフトウェア版 導入事例
一般社団法人 西東京市伝統文化育成会 公式サイト - MovableType.net 導入事例
画家 小高朋恵 公式サイト - MovableType.net 導入事例
株式会社フラワー不動産 ウェブサイト- Movable Type クラウド版導入事例
浅野肖像画工房 公式サイト - MovableType.net 導入事例
株式会社ヨシダ工業「Glanz(グランツ)」ウェブサイト- Movable Type 導入事例

あおぞら歯科クリニックが Movable Type と GENOVA CMS を使う理由

あおぞら歯科クリニック様
ブログの内容を見て治療内容に興味を持たれる患者さんもいますし、治療中の患者さんとブログの内容で話が広がったりして、思った以上に見ていただいていると感じます

横浜市都筑区仲町台にある「あおぞら歯科クリニック」は、開業と同時にWebサイトを開設し、患者に向けた一貫した情報発信を続けている。同クリニックのサイトは、「Movable Type」をベースとしたCMSパッケージ「GENOVA CMS」によって構築されており、日常的なブログ更新により、治療方針の周知や患者との関係強化などに寄与している。同クリニック院長の池田智之さんにお話をお伺いした。

クリニック開業と同時にWebサイトもオープン

「あおぞら歯科クリニック」のWebサイト開設は約5年前。医院の開業と同時にサイトをスタートさせた。「開業を機にホームページをオープンしたいと思っていました。患者さんは、まず来院前にインターネットで検索して調べるという方が多いので、ホームページは必須と思っていました(池田さん)」。

Webサイトに期待する目的は、開設当初は、医院紹介や診療内容の案内といった「基本情報の告知」が主であったが、だんだん変化してきたと池田さんは語る。「オープン当初は、まずは基本的な情報を正しく告知できればいいと思っていました。それが、定期的にブログを更新するうちに、自分自身の思いというか、来て欲しい患者さんに向けてのメッセージを発信したいというように変わってきたのですね。来院の段階である程度、僕の考え方を知ってもらえば、その後の治療がスムーズに進む効果があります(池田さん)」。

MTの更新性の高さを活かし、「基本情報の告知」から「医師の考え方への共感」へと情報発信の質を変えてきたとかたる池田さん。「医療用語は専門的ですし、治療について説明する際に細かい専門用語を並べ立てても読む人は理解できません。たとえば、インプラント(人工歯根)治療の説明をするのに、細かい専門的な内容よりも、『かちっと力を入れて噛める』というようなイメージを抱いていただくよう、自分の言葉でわかりやすく説明することを心がけています(池田さん)」。

SEOでの優位性とコンテンツ更新性の高さが決め手

開発会社をGENOVAに選んだ経緯について池田さんは次のように語る。「開業の際に、先輩の医師からGENOVAさんを紹介いただきました。私が魅力に感じた点は、「GENOVA CMS」というビジネスブログの仕組みです。ブログはSEOの点で有利なのと、自分でも容易に更新できるという点がメリットで、最終的にはそこが決め手でした。最初に担当者の方にお会いしたときにすっかり意気投合してしまって、フィーリングが合ったことも大きいです(池田さん)」。

「GENOVA CMS」による日常的なコンテンツの更新性の高さに加え、レイアウト等の修正などの際に、迅速に問い合わせに対応してもらえるサポート体制などがトータルで評価されたようだ。

デザイン面では、オリジナルのロゴとの調和を考えてテーマカラーの配色や親しみやすいイメージに気を配ったという。「開業に際して、ホームページの開設前に着手したのがロゴのデザインでした。歯と青空をあしらったシンプルなものですが、このロゴを見ただけで当院を想起してもらえるよう、いわばCIの中心に据えたかったのです(池田さん)」。ロゴは、Webサイトはもちろん、診察券などにもあしらわれ、統一的なイメージの訴求に役立っている。

あおぞら歯科クリニック

構築は技術的な要素よりもむしろ、コンテンツの制作に時間を要したとのことで、全ページ分のコンテンツを池田さんが自身で書き起こしたという。このあたりにも「自分の言葉で語りたい」という池田さんのこだわりがうかがえる。


MTの使い勝手を活かし、メインの患者層へのアプローチに成功

サイト開設による効果やメリットについて聞いてみた。「患者さんのメイン層は30代〜40代の子ども連れの女性なのですが、そうした方からのお問い合せ件数は多いですね。お問い合せは基本的に電話ですが、ブログの内容を見て治療内容に興味を持たれる患者さんもいますし、治療中の患者さんとブログの内容で話が広がったりして、思った以上に見ていただいていると感じます(池田さん)」。

現在、日常的なコンテンツの更新は、ブログ(「あおぞら通信blog」)と、治療の内容等に変更があった場合は、メインコンテンツ等に情報を追加している。「レイアウト変更などはサポートしていただいていますが、基本的な情報更新は自分で行っています。サイトが放置されていると、その医院も放置されているのではと感じられてしまうので、ブログの更新は基本的には1週間以上空けないように気をつけています(池田さん)」。

では、MTの使い勝手についてはどうだろうか。「MT 5にバージョンアップし『GENOVA CMS 5』を使っていますが、導入時に比べさらに使いやすくなりました。管理画面に入力しているときと反映後のレイアウトも、ズレがなく直感的だと感じます。普通にパソコンが使える人なら問題なく扱えるので、とても助かっています(池田さん)」。

『GENOVA CMS 5』よりスマホからの記事投稿が可能になり、さらにリアルタイムな情報更新が可能となった。情報内容やシチュエーションに応じて使い分けていきたいと池田さんは語ってくれた。

今後はブログの実践的な活用方法につきサポートを期待

同クリニックのWebサイトは、2012年4月にデザインリニューアルを行った。「あおぞら通信blog」へのリンクをTOPのわかりやすい位置に配置し、伝えたい情報にたどり着きやすくするようレイアウトを変更している。また、情報の内容を今まで以上に大事にしているという。

「ホームページの役割は、新規顧客の取り込みと、既存顧客の囲い込みの2点です。その中でも、来て欲しいお客様にフォーカスした情報内容の吟味というのを強く意識しています。当院の強みは、簡単に、手軽に、キレイに処置できるという点です。そういうことを発信して、共感を得ていく導線づくりをしていきたいですね(池田さん)」。

今は、サイトの導入期から、キャラクターを定着させていく段階にあると池田さんは語る。「ホームページを持つことは当たり前の時代になりました。みんなが持っているからとりあえず作る、体裁を整えるという段階から、より内容が問われる時代になってきたと思います。コンテンツ重視という意味で原点回帰したと言えるかも知れません。治療する医師の人となりが伝わるように、コンテンツの内容や更新頻度という点にこだわって情報発信していきたいと思います(池田さん)」。

最後に、今後の課題やGENOVAに対して期待することなどをコメントいただいた。「今後は、ソーシャルメディアの活用を視野に入れたいです。つい最近Facebookのアカウントを取得したばかりですが、主にリピーターに対して、従来のメルマガのような限定的な情報をダイレクトに発信するような使い方ができたらと思います。GENOVAさんには、ブログをより読みやすくする点でノウハウなどを提供いただけたらと思います。今回のサイト構築案件を通じて、GENOVAさんには親身にサポートいただき感謝しています。今後はテクニカルなサポートに加え、ブログのより実践的な活用方法についてサポートをいただきたいですね。行間やフォントなどの視覚的なテクニックや、文章のコツなどのいいブログの書き方といったノウハウの提供を期待します(池田さん)」。

GENOVAとは、一緒にWebサイトを育てていくビジネスパートナーという意識で関わっていると語る池田さん。多くの患者さんとの関係強化のため、GENOVAに求められる役割はますます大きくなっていくに違いない。

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あおぞら歯科クリニックの池田院長(左)

事例データ

  • Movable Type 5、GENOVACMS 5
  • サイトをリニューアルしたのは:2012年4月
  • サイト開設の理由:新規顧客の取り込みと、既存顧客の囲い込みのためのツールとして
  • 制作を担当したのは:株式会社GENOVA
  • どのような手ごたえがありましたか?:想定したメイン層である30代〜40代の女性患者へのアプローチにつながっている

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