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朝日ビジネスソリューションタイランド様
デザインの刷新と情報の構造化により、お客様が求める情報へ即座にたどり着ける環境を整備、問い合わせの『質』が向上し、胸を張って紹介できるサイトに変わりました

タイ・バンコクを拠点に、18年以上にわたり日系企業の進出支援や会計・税務・労務などのバックオフィス業務を多角的にサポートする朝日ビジネスソリューションタイランド。同社は、既存のウェブサイトが抱えていた「情報の探しにくさ」「デザインの陳腐化」、そして「運用保守の属人化」という課題を解決するため、ウェブサイトのフルリニューアルを実施した。新たなサイト基盤には、サーバー管理不要で高度なセキュリティを維持できるSaaS型CMS「MovableType.net」を採用。構築パートナーである株式会社COLSIS(コルシス)のタイ子会社であるCOLSIS THAILANDと共に、膨大な専門情報を構造化し、ユーザーが求める回答へ最短でたどり着ける導線を設計した。サイト刷新に MovableType.net を選んだ決め手や、ビジネスに与えたインパクトについて、同社代表取締役の松元勝彦さんと取締役の中島美香さんに話を聞いた。

老舗会計事務所のサイトが抱える「情報の見つけにくさ」「運用体制の属人性」の課題

タイ・バンコクに拠点を構える朝日ビジネスソリューションタイランドは、朝日税理士法人グループの現地法人として2007年に設立され、タイに進出する日系企業に対し、会計・税務、法務、労務などのバックオフィス業務を支援するプロフェッショナル集団として確固たる地位を築いている。

現在、同社のスタッフは日本人4名、タイ人31名の計35名。クライアント数は約80社におよび、現地進出を検討する日本企業や日系企業からの信頼は厚い。松元さんは、同社の役割について「日々変わりゆくタイにおいて、専門知識と経験をもって高品質なサービスを提供することが私たちの使命です。新規のお客様の多くはウェブサイトからお問い合わせをいただくため、ホームページは顧客開拓の生命線と言えます」と話す。

しかし、その「生命線」であるサイトは課題を抱えていた。2007年の開設以来、使い続けてきたデザインは陳腐化し、長年蓄積された豊富なコンテンツも埋もれてしまい、ユーザーが欲しい情報に辿り着きにくい状態となっていた。こうした状況について、中島さんは次のように振り返る。

「当社のサービスは多岐にわたりますが、以前のサイトは導線が整理されておらず、重要な『タイ進出支援』などの項目がトップページから見つけにくい状態でした。スマートフォンの普及といったデバイス環境の変化にも対応しきれず、情報の価値が引き出せていなかったのです」(中島さん)。

さらに、CMSは導入していたが、サイト更新には「会社概要の修正などの軽微な修正であっても、保守を依頼していた外部パートナーに依頼しないといけない状況でした」と松元さんは述べる。

「パートナーにはお世話になっていましたが、今後もしパートナーに何かあった場合、誰もサイトを触れなくなります。特定個人に依存した属人的な運用体制に危機感を持っていました」(松元さん)。

プロフェッショナルな会計事務所として、情報の正確性と最新性を保ち、持続的に発信できるウェブサイト基盤が求められていたのだ。

「安心感」と「コストメリット」が決め手となり MT.net を採用

新たなサイト構築のパートナーとして選んだのは、COLSIS THAILAND(コルシス)だ。コルシスがタイへ進出する際に朝日ビジネスソリューションが支援を行なっていた縁もあり、深い信頼関係があった。リニューアルにあたり、コルシスからは「これまでのCMSの継続利用」と「MovableType.net(以下、MT.net)への移行」という2つの提案がなされ、検討の結果、同社が選んだのは MT.net だった。松元さんはその理由を次のように明かす。

以前のCMSも適切に管理すればセキュリティを確保できますが、それには相応のコストと手間がかかることがわかりました。一方、MT.net はSaaS形式のため、サーバー管理やCMSのアップデートをサービス側に任せることができます。トータルコストを抑えつつ、私たちが懸念していたセキュリティリスクも解消できる点が大きな決め手でした」(松元さん)。

かくして2024年9月にリニューアルプロジェクトはスタート。最も注力したのは、情報の整理と構造化だ。18年以上のコンテンツを整理し、ユーザーが迷わない導線を設計し直した。中島さんは、デザイン面でのこだわりについて次のように話した。

「単に見栄えを良くするだけでなく、朝日税理士法人グループとしてのアイデンティティを保ちつつ、信頼感をどう打ち出すかを重視しました。特にトップページは、私たちの実績とキーメッセージを整理し、一目でサービス全体図が伝わるよう工夫しています」(中島さん)。

また、運用の自走化も大きなテーマだった。MT.net の「ブロックエディタ」を活用し、専門知識のないスタッフでも見出しや画像を組み合わせて記事を作成できる環境を整備。さらに、問い合わせの多い項目については、記事内に簡単にFAQ(よくある質問)を追加できる機能を盛り込んだ。

「これまでは更新のたびに外部パートナーに依頼していたため、スピーディに更新することが難しかったのですが、自分たちですぐに、かつ高品質な記事を量産できる体制が整ったことは、情報発信を強化する上で大きな前進でした」(中島さん)。

「胸を張って紹介できる」サイトとなり、運用体制も内製化

リニューアルサイトは、2025年5月にカットオーバーし、以降、同社には目に見える変化が訪れている。最も顕著なのは、外部からの評価と、それに伴う問い合わせの「質」の向上だ。松元さんは、リニューアル後の手応えを次のように語る。

「以前から、弁護士事務所や監査法人の方々にお客様をご紹介いただく機会は多かったのですが、当時は私たちの実績やサービスの質をどれだけ口頭で伝えても、サイトのデザインや情報の古さとの間にギャップがありました。しかし刷新後は、紹介元の担当者の方から『これならお客様に胸を張って紹介できる』と言っていただけるようになりました」(松元さん)。

この「信頼の可視化」は、実際の成約率にも直結している。サイトを見て問い合わせてくる顧客の多くが、事前にサービス内容やコラムを熟読しており、商談のスタートラインが以前よりも深くなっているのだという。

「現在はほぼ毎月、ウェブサイト経由で確度の高いお問い合わせをいただいています。タイへの進出を検討されている方が、当社のサイトで『タイ進出支援』のステップや実績を事前に確認し、その上で『この部分を詳しく相談したい』と頭出しをしてくれるようになりました。商談の効率と質が変わったことを実感しています」(松元さん)。

また、運用面においても、MT.netへの移行は大きな恩恵をもたらした。リニューアル後は、軽微な修正であれば、同社のスタッフが内製できる体制となった。中島さんは、日々の運用における MT.net の使い勝手を次のように評価する。

「特にブロックエディタは重宝しています。見出しや画像を組み合わせるだけで、デザインを崩さずに記事が作成できるため、専門知識のないスタッフでも迷わず投稿が可能です。また、タイの税務や会計に関する複雑な内容を扱うため、読みやすさは非常に重要です。今回、記事内にFAQを簡単に追加できる機能を実装していただいたことで、情報の網羅性と分かりやすさを両立できるようになりました」(中島さん)。

こうした運用の内製化は、単に作業を内部スタッフで行えるだけでなく、組織としての持続可能性を高めることにもつながっている。特定の個人にノウハウが閉じることなく、誰でも更新・管理に携われる基盤が整ったことは、同社にとって大きな安心材料となった。

SEOを軸とした「攻め」の情報発信へ、今後もパートナーシップに期待

新たなウェブサイトという基盤を手に入れた同社は、現在、さらなる集客拡大を目指して次なるフェーズへと移行している。リニューアル後の運用保守と並行して、コルシスのコンサルティングによるSEO(検索エンジン最適化)施策を本格化させている。

「現在は、週次でコルシスさんとミーティングを行い、検索ニーズに基づいたキーワード選定や、より読まれるための見出しの改善などに取り組んでいます。これまでは自分たちが書きたいことを発信してきましたが、今は『お客様が何を知りたがっているか』という視点でコンテンツを磨いています。記事の量産も自分たちでコントロールできるようになった今、これを戦略的に活用していくのが喫緊の課題です」(中島さん)。

タイにおける税制や法規制は変化が激しい。その最新情報をキャッチーな見出しや関連性の高い内部リンクを添えて発信し続けることで、タイ進出を検討する日系企業にとっての役立つ情報を継続的に発信していく考えだ。その上で、今回のリニューアルプロジェクトを振り返り、松元さんは、構築を担ったコルシスへの期待を次のように述べた。

「何をすればよいか分からない状態からスタートしましたが、コルシスさんは私たちの目的を汲み取り、デザインや構成だけでなくスケジュール管理まで含めて手取り足取りサポートしてくれました。完成したサイトはイメージ通りで、大変満足しています。今後も、私たちの改善要望にクイックに応えてくれる良き伴走者であってほしいです」(松元さん)。

中島さんも、日系企業同士ならではの細やかな配慮に感動したという。

「私たちが気づいていなかった言葉の整合性や、細かなニュアンスまで日本人スタッフの方が丁寧に拾い上げてくれました。その『きめ細やかさ』があったからこそ、当社のアイデンティティを表現するウェブサイトにリニューアルできたのだと感じています」(中島さん)。

朝日ビジネスソリューションタイランドは、タイという成長市場に挑む日系企業をこれまで以上に力強く、そして正確に支援し続けていくだろう。

ネットフォレスト

朝日ビジネスソリューションタイランドの中島美香さん(中央左)と松元勝彦さん(中央右)、
COLSIS THAILANDのThanyaben Siriwatさん(左)、李昌修さん(右)

事例データ

  • サイトURL:https://bangken.com/
  • 使用した製品:MovableType.net
  • MovableType.net の利用目的:会計事務所の信頼を体現するサイトへフルリニューアルし、インフラ保守の負荷を軽減しつつ、専門知識のないスタッフでもタイムリーかつ持続的に情報発信ができる運用基盤を確立するため。
  • どのような手ごたえがありましたか?:情報の構造化とデザイン刷新により、紹介先からも「胸を張って案内できる」と評される信頼感を実現。サイト経由の問い合わせの質向上などにも貢献。

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