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ソニー銀行が Movable Type クラウド版を使う理由

ソニー銀行様
情報発信だけでなく、当社をもっと深く知ってもらい、好きになってもらう「文脈づくり」を、ブログを通じて実現していきたいです。

インターネット銀行のソニー銀行。同社は、ソーシャルメディア上のコミュニケーション戦略の一環として2013年6月に企業ブログを立ち上げた。ブログシステムには、更新性や拡張性の高さに加え、サーバー周辺の運用、保守のアウトソーシングの必要性などの点から、「Movable Type」(以下、MT)にサーバーの運用・保守がセットになった月払いのサービス「Movable Type クラウド版」が採用されている。今回のブログ立ち上げについて、同社Web企画部の石井徹さんと、金子豊さんにお話をお伺いした。

ブログを軸に、ソーシャルメディア上のコミュニケーションツールを整備

同社は、ソーシャルメディア上でいかにしてお客さまとコミュニケーションを行っていくかという観点でブログ開設を検討し始めた。「公式サイト上で、当社の商品・サービスの情報提供やPRは行っていたのですが、昨今、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアでのコミュニケーションが拡大していく中で、当社としてどのような取り組みができるかというのが一つの課題でした(石井さん)」。

そこで、様々な企業の実例等を調査する中で、ブログを軸にした情報発信、コミュニケーションを進めていこうという一つの方向性が打ち出された。「検討の結果、ブログを主体として、TwitterやFacebookはブログの更新情報を通知し、ブログを読んでいただくためのツールという位置づけにするのがスタートとしてはよさそうだという結論に行き着きました。ソーシャルメディア上でのコミュニケーションが主な目的なので、情報内容はソニー銀行らしいオリジナルな情報を出そうと考えました。当社はネット銀行なので、対面でお客さまと顔を合わせることが殆どありません。そこで、社員の人柄や会社の雰囲気が伝わるような投稿を心がけて、親しみを感じていただきたいと考えました(石井さん)」。

このように、ブログ開設については、ソーシャルメディア全体への取り組みをどうするかという議論に相当な時間をかけたという。「たとえば、キャンペーン情報をTwitterを使って発信するというのもソーシャルメディアの一つの使い方だとは思いますが、ソニー銀行ならではのソーシャルメディアの活用の仕方を検討、共有するのに一番時間をかけました。また、お客さまとの双方向コミュニケーションを目指したWebコンテンツを作った経験のある社員はそれほど多くないので、実際のブログ記事の執筆は、開設当初は営業統括部が中心になって経験を積みながら、ノウハウを社内に共有していくということを繰り返しています(金子さん)」。

こうして、事前調査から方針決定までに半年以上をかけ、システム選定を経て2013年3月頃よりブログ構築を開始することとなった。

静的なページを生成できる仕組みと、クラウドサービス利用という点が決め手に

ブログを立ち上げようということが決まったときに、最初からMTはシステムの選定候補に入っていたという。「これまでMTを使った経験があったので、どういうことができるかが分かっていました。そして、大事なポイントとしては、静的なコンテンツを生成するシステムが必要だったという点です。というのも、情報公開前の確認作業、記事に対する校閲を厳格に運用する必要があるからです。校正業務のフローを考えたときに、権限を持った担当が、ページ内容を自由に動的に書き換えられる仕組みでは、セキュリティ管理上の問題がありました(石井さん)」。

「では、手書きでHTMLを制作すればいいかというと、やはりブログのコンテンツ管理システムとして、記事のカテゴライズやトップと続きの仕分け、リンクの自動生成、タグの設定といった便利な機能は使いたい。そこで、静的なページを生成する仕組みで完成されたCMSというと、MTが一番よいという結論になったのです(金子さん)」。

さらに、サーバー等のハードウェア資産などを用意する必要がなく、サーバー周辺のソフトウェアの更新といった保守、運用もアウトソーシングできる仕組みという点が決め手となり、クラウド版の『Movable Type EZ』が採用された。それでは、構築の際に力を入れたポイントはどのあたりにあったのか。石井さんは次のように語る。「『Movable Type EZ』の導入が決まってから、ブログ公開までは2ヵ月くらいの期間でした。サイト構築はデザイン含めて社内で手がけましたが、ブログデザインについては、特にソーシャルメディアとの連携という点からもスマートフォンでの閲覧環境を考慮して、レスポンシブデザインにすることに力を入れました(石井さん)」。

レスポンシブデザインは、MTに搭載されているテンプレートではなく、独自のCSSを組み、アクセスされる端末によって表示するデザインが切り替わる仕様となっているが、短期間での構築を可能にした背景には、MTの持つ柔軟性や拡張性の高さという強みがあったことがうかがえる。

一般的なITスキルがあれば、情報更新が可能な点は重宝

ブログへの記事投稿は、各部の執筆担当者が原稿を起こし、関係部署で事前確認を行い、コンプライアンス担当による最終チェックを経て、校了した原稿をWeb企画部がMTに登録する。あわせてFacebookとTwitterへの投稿を行うという流れだ。「画像のリサイズやトリミングなどはデザイナーにお願いしているものの、基本的に投稿作業はWeb企画部の担当者が行います。公開前の情報は、MTのプレビュー画面で各部に確認してもらいます。その際は、編集権限がなく閲覧のみ可能なアカウントを利用して、内容を確認してもらっています(金子さん)」。

このように、情報統制を厳格に運用する必要性により投稿者を制限し、事前の確認作業を行っているのだが、ここでもMTの強みとして、アカウントのアクセス権限を細かく設定、管理することができる点が挙げられる。また、更新しやすさも特筆すべきだと石井さんは語る。「今まで公式サイト上の情報更新作業は、デザイナーやマークアップエンジニアなどの専門の担当者が行っていました。一方、ブログでは、金子を含めて2名の担当者で、特にHTMLやスタイルシートのコーディングに関する専門知識がなくても、問題なく行えています。一般的なITスキルがあれば情報更新が可能な点は助かります(石井さん)」。

投稿内容は、社員目線での情報を発信することでネット企業の非対面のサービスのイメージを変えるような幅の広い情報配信を目標にしているそうだ。「まだ始めたばかりですが、どういう社員がいて、日々どんなことを考えているかが分かるような、社員の人となりが分かる記事づくりを心がけています。業務にかかわる記事となると、どうしても堅い内容になってしまいがちなので、気軽に読んでいただけるような記事を、気分を楽にして書いてもらえるよう各部署に展開しているところです(金子さん)」。

とはいえ、読者に楽しんでもらう内容と、銀行としてのトーンやマナーに沿った内容を両立するのはなかなか難しいようだ。このあたりの情報内容の"落としどころ"は、運用を続けながら試行錯誤で見つけていくしかないとのことだ。「担当者の一人が、オフィスのある神保町界隈の情報を発信する記事があって、その中で、取り壊し中の小学館ビルに書かれた漫画家の落書きを見てきたという話題を投稿したのですね。これはFacebookで「いいね」をたくさん押していただけました。そのほか、入社して間もない担当者が、PostPetキャラクターを"見張り番"として設定することができる『ほしいもの貯金箱』というサービスについて記事を書きました。これは、ソニー銀行開業初期からあるサービスで、我々からしたら"当たり前の"サービスです。でも、公開してみると『こんなサービスもあったのか』という反応をいただけたのも、新鮮な体験でした。このように、公式サイト上では改まって周知しづらい情報でも、ブログのようなコミュニケーションの場で紹介する機会を設けられるというのは、ソーシャルメディアの面白い点かと思います。情報発信だけでなく、当社をもっと深く知ってもらい、好きになってもらえるための『文脈づくり』を、ブログを使って実現していけたらと思います(石井さん)」。

文脈づくりをしていくために必要なことは、第一にブログの記事を増やしていくことで、かつ、面白くてためになる情報を発信していくことにあると石井さんは語ってくれた。

ソニー銀行を寄り深く知っていただくための「文脈づくり」のツールへ

今後の機能面での拡張や、ブログの活用策についての展望についてお伺いした。「機能面では、投稿の連携機能ですね。現状、TwitterやFacebookへの投稿は、ブログの投稿とは別に、手作業で行っています。これを、ブログへの投稿内容を少しカスタマイズして、TwitterやFacebookへ自動的に投稿できるよう連携したいです(金子さん)」。

「ブログの活用策としては、やはり、当社を深く知ってもらうための『文脈づくり』のツールとして育っていくと良いですね。ブログに参加していく社員が増えていくことによって、当社のブランドづくりに繋がっていくとよいなと考えます。そして、社外に向けるだけでなく、社内ブランディングも自然に意識づけられるような、一つの核に成長していくと理想的ですね(石井さん)」。

最後に、今回のブログ開設を通じて、MTについてコメントをいただいた。「MTは以前から導入実績もあるため、技術もしっかりしていることが分かっています。使い勝手も問題ありません。加えて、クラウド版を利用してみて、機能が追加されるごとに案内をいただいて、対応が早いと感じました。取り組みのスピード感や安心感が相まって、CMSとしての安定性に繋がっている実感があります(金子さん)」。

「我々が気づかないような利便性という観点で、他にもこういうことができるという活用策があれば案内、提案いただきたいですね。今回、ブログを運営して分かったのは、MTを使って、クラウドサービスを利用していると、サイトをいくらでも手軽に作れるということです。公式サイトで公開しているコンテンツ資産も、内容によっては、ブログ基盤を使って展開したほうが効率的なものもあるのではないかと考えます(石井さん)」。

今回開設したブログが、今後多くの顧客と社員をつなげるブランディングの核に成長していくか、ソニー銀行のこれからの取り組みから目が離せない。

sonybank02.png

写真左からWeb企画部の石井徹さんと金子豊さん

事例データ

  • Movable Type クラウド版
  • サイトを開設したのは:2013年6月
  • サイト開設の理由:ソーシャルメディア上で顧客とコミュニケーションを行っていくためのブランディングツールとしてブログを開設した
  • どのような手ごたえがありましたか?: レスポンシブデザインを採用し、モバイルでの閲覧に配慮した。情報の更新は特にWebのコーディング等の専門知識がない担当者が問題なく行えている

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