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Movable Type 7 のベータ提供を開始

Movable Type のメジャーバージョンアップとなる Movable Type 7 のベータ版の提供を、本日より開始します。製品の正式リリース(ダウンロード開始)は、5月ゴールデンウィーク明けを予定しています。

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ベータ版のダウンロード

Movable Type 7 ベータ版は、Movable Type ドキュメントサイト MovableType.jp よりダウンロード可能です。リリースノートも下記リンク先でご案内しています。

Movable Type 7 ベータ版 ダウンロード

ベータ期間中も開発は継続していきます。

Movable Type 7 について

CMSとして国内で5万サイト以上に導入されている Movable Type の最新バージョンとなる Movable Type 7 は、これまでの使いやすさはそのままに、より多様なコンテンツに対応する、まったく新しい Movable Type です。

新機能「コンテンツタイプ」では、さまざまなコンテンツの形式に合わせて柔軟に投稿画面を設計可能。さらに、Movable Type 6 から搭載している Data API もコンテンツタイプに対応しています。

コンテンツタイプと Data API を利用すれば、柔軟なコンテンツ作成と、ワンソース・マルチユースが実現。さまざまな形式のコンテンツを、PC/スマートフォン向けのウェブサイト、各種アプリ、デジタルサイネージ、印刷物など、デバイスや出力形態を問わず使用でき、SNSやニュースアプリなど、さまざまなフォーマットへの加工もしやすく、新しいメディアへのリーチも容易になります。

Movable Type 7 の主な機能・特長

新しいデータの形、コンテンツタイプ
これまでの「記事+カスタムフィールド」という形ではなく、新機能「コンテンツタイプ」を利用し、出力結果を考慮して構造化されたデータを作成できます。コンテンツタイプから、他のコンテンツタイプをリンクすることも可能。コンテンツを要素ごとにコンポーネント化し、その再利用が容易になることで、コンテンツの「可用性」が高まると言えます。
管理画面のカスタマイズも自由に
コンテンツタイプのフィールド作成により、投稿画面での表示方法も定義する形となります。これは、これまで制作現場でお客様の要望に応じて行なわれていた、投稿画面のソース変更や DOM 操作を伴う修正が、標準機能で可能になることを意味します。フィールドのラベルの変更や並び替え、さらにユーザーによる並び順の変更を不可にするといった機能制限まで、Movable Type の標準機能で実現可能です。
自由に設計できるアーカイブとマッピング
コンテンツの出力パスを自由に設計できるのが Movable Type の特長です。Movable Type 7 では、コンテンツタイプに含まれているフィールドを出力パスの内容として利用することができます。例えば、日付ベースのアーカイブを作成する場合、これまでは公開日を使用していましたが、Movable Type 7 では、コンテンツタイプに含まれるいずれかの日付フィールドをパスに使用して出力可能です。
デザイン要素の分離を図るブロックエディタ
従来のエディタに加え、使いやすさとコンテンツの可用性の両立のため、新たにブロックエディタを搭載しました。ブロック単位でコンテンツを構成、作成することで、デザイン要素がコンテンツに含まれないようにすることができ、コンテンツの可搬性が高まります。
コンテンツタイプに対応した Data API
Data API は、さまざまなプログラム言語から REST/JSON方式で Movable Type にアクセスし、データの取得や更新ができるAPIで、Movable Type 6 から搭載しています。Movable Type 7 では、新機能「コンテンツタイプ」関連のエンドポイントも追加し、API経由で操作できるようにしています。Data API を活用することで、昨今のトレンドであるデカップルド・アーキテクチャー(decoupled architecture)の概念に基づくヘッドレスCMSとしての利用も可能です。

上記のほか、多数の機能改善が行われ、UIも刷新しています。アップグレードはスムーズにできるよう開発していますが、動作しなくなるプラグインなども出ることが予想されます。

プラグイン開発者様におかれましては、ぜひともベータ版をお試しいただき、Movable Type 7 への対応をお願いいたします。

ウェブページはコンテンツの表現形態の1つであり、コンテンツはアプリやサイネージなど、すでにさまざまな形で活用され始めています。CMSはこれまで以上に、ウェブサイトを管理するだけのものではなく、そのコンテンツを管理するという役割が必要とされます。シックス・アパートは、コンテンツごとの可用性、可搬性を高め、ユーザーの皆様がコンテンツをより大きな価値に変えられることを目標に、Movable Type 7 を開発しています。

ぜひ、ベータ版で Movable Type 7 をご体験ください。

Movable Type 7 ベータ版の管理画面

クリックすると、大きな全体画像が表示されます。

Movable Type 7 ベータ版 コンテンツタイプ新規作成画面
コンテンツタイプの新規作成はドラッグ&ドロップで可能。

Movable Type 7 ベータ版 コンテンツタイプ一覧画面
作成したコンテンツタイプの一覧画面。

Movable Type 7 ベータ版 コンテンツタイプ編集画面
コンテンツタイプの編集画面。フィールドの並べ替えも可能。

Movable Type 7 ベータ版 講師コンテンツ編集画面
設定されたコンテンツタイプにコンテンツを入力。

Movable Type 7 ベータ版 イベントコンテンツ一覧画面
作成されたコンテンツの一覧画面。

Movable Type 7 ベータ版 イベントコンテンツから講師・会場コンテンツを呼び出し
コンテンツ内での他のコンテンツタイプを呼び出し可能。

今後のリリース予定について

Movable Type 7 の今後のリリースについては、下記のとおり予定しています。

正式リリース(製品ダウンロード開始):
2018年 5月(ゴールデンウィーク明け)予定

クラウド版サービス開始:
2018年 5月(ゴールデンウィーク明け)予定

Movable Type Advanced 提供開始:
2018年 10月予定

ライセンスの販売について

Movable Type 7 を利用できるライセンスは、現在 Movable Type 6 & 7 ライセンスとして、すでに販売中です。2018年4月以降は、Movable Type 7 ライセンスを販売します。

ライセンス名価格(税抜)ライセンス概要
Movable Type 6 & 7
(1サーバー・無制限ユーザー)
90,000円 【販売中(2018年3月末日まで)】
Movable Type 6 と Movable Type 7 が両方使える、お得なライセンスです。
Movable Type 7 正式リリース後1年間の年間メンテナンスが付属しています。
Movable Type 7
(1サーバー・無制限ユーザー)
90,000円 【2018年4月1日より販売開始】
Movable Type 6 か Movable Type 7 のいずれかを利用できます。
Movable Type 7 正式リリース後1年間(リリース日以降は、購入日から1年間)の年間メンテナンスが付属しています。
Movable Type 年間メンテナンス
(1年)
30,000円 【販売中】
最新バージョンおよびテクニカルサポートの提供を受けるためのライセンスです。Movable Type 7 ライセンスには1年間のメンテナンスが含まれ、本ライセンスを購入することでメンテナンスを継続可能です。
Movable Type 6 ライセンスをすでにお持ちの方は、本ライセンスのみで Movable Type 7 にバージョンアップが可能です。

ライセンス体系の詳細については、2017年4月にご案内したニュースをご覧ください。

ドキュメントやユーザー向けの情報はこちら

Movable Type のくわしい使い方や、タグリファレンス、開発者向けのドキュメントなどは、MovableType.jp で公開しています。プラグインやテーマは、プラグインディレクトリをご覧ください。

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